「安心していて大丈夫」
心の中で
そう聞こえた。
冷たい風の中
うつむいて
背中をまるめて歩いている時だった。
顔を上げたら
澄んだ空の色が目に入った。
せっかくお日様が出ているのに
青空がきれいに広がっているのに
何も知らずに歩いていた。
「安心していて大丈夫」
口に出して言ってみる。
そしたら本当に
大丈夫に思えてくるから不思議。
「そうか、大丈夫なんだ」
☆彡
「安心していて大丈夫」
という言葉に反応したのは
心配ごとがある証拠。
『心配』の正体は何かというと
まだ実際には起こっていないことを
自分が"こうなって欲しくない"と思う結果になることを想定して
そうなったら嫌だと
抵抗して苦しんでいる心の状態。
例えて言うなら
自分で作った幻に向かって
シャドウボクシングのように
パンチを当てているようなもの。
☆彡
『心配』というのはつまり
起こることには関係なく
心の状態でしかない。
だから
心配してもしなくても
自分とは関係ないところで
起こることは勝手に起こる。
心配してても
安心してても
起こることは一緒なら
結果を待つ間の道のりを
心穏やかに過ごせるだけで
幸せな時間を多く生きられることになる。
☆彡
だから心配しないでと言われても
わからない未来に不安になるのは
当たり前だと思う。
自分でどんなに
「大丈夫」って言い聞かせても
なかなか確信は持てないもの。
でも不思議なことに
誰かがきっぱりと
「安心していて大丈夫」って言ってくれたら
なんだか本当に
そんな気がしてくる。
だから今日は
君の代わりにぼくが言う。
「安心していて大丈夫」
「安心してれば大丈夫」
「君はずっと大丈夫」
これから先
どんなに不安になることがあっても
大丈夫だからね。
今日のひとことコーナー
生きていれば、不安になるのは当たり前。
だって未来は誰にもわからないから。
(超能力者以外)
LINEやメールの返信待ちから、人生全体のことまで
小さなこと大きなこと、いろいろありますが、
安心している心の状態って大事だな、と思って
今心配なことがある人への応援メッセージであるとともに
自分でもそのことを忘れないように、書いておこうと思いました。
- 午後のうさぎ -