行ってきました、賛否両論、今話題のLIV GOLF in バンコクゴルフ 


下の方、最終日情報更新済み

 

 

先日タイカントリーで行われたAramcoの女子トーナメントに続き、こちらもサウジのオイルマネーをバックに運営されているLIV GOLFがバンコクで10月7日〜9日に開催されました。

 

LIV GOLFはグレッグノーマンがCEOを勤める新リーグ。総勢48名のプロ等が12チームに分かれてのチーム戦&個人戦、予選カットなしで3日間、ショットガンでの試合。現時点ではまだ世界ランキングの対象にはなっていない。(審査中とのこと。バンコク大会は反映されない模様)

 

LIVはローマ数字で54、54ホールのプレーということで、54という数字も会場内でよく見かけます。全ホールバーディーで54という意味もニヒヒ

 

とんでもないお金が動き、有名選手達が移籍し、移籍した選手はPGAの試合には出さないとPGAとの対立が生まれているLIV GOLF、個人的にはやはりPGAの伝統や歴史、そして予選の重みを感じてしまう方なので、これだけの選手がLIVに参戦していることをなんとも言えない気持ちで見つめてはおりましたが、それはそれとしてせっかくこのタイの地に来てくれたLIV GOLFを見に行かないわけには行きません。

 

ということで、潜入してきました新コースStone Hillまじかるクラウン

 

超有名選手が本当にバンコクに来るのか??半信半疑でしたが、普通にみんないました笑い泣き

 

水曜日の練習日は一般公開されておらず、まだお披露目されていない謎に包まれた会場、Stone Hillをじっくりじっくり見させていただき、練習に励む選手等も見学してきましたが・・・

Stone Hill、とんでもないコースでした。

私タイで生活することすでに5年目、タイのゴルフコースはメンバーシップコースを含めすでに120コース以上は撮影、プレーをしてきましたが、タイでここまでの規模、痺れるレイアウト、コンディションのコースは見たことがないレベルで、驚きを隠せませんでした。(個人的感想です)

 

クラブハウスまでの道、巨大でシックなクラブハウス、レストラン、ロッカー、練習場、コース、全てがただただ見事。

 

ゲットしたキャップ炎

 

コース設計はKyle Phillips。私の大好きなRobert Trent Jones Jr.の元でゴルフコースデザインを学んだコースデザイナーでカリフォルニアにあるThe California Golf Club of San Franciscoや、韓国にあるSouth Cape Owners Clubが世界トップ100に入っている代表作。 

 

ここStone Hillはまだオープンしておらずその姿はベールに包まれております。スタッフに色々と話を聞きましたが、どうやらメンバーオンリーの超高級コースになるそうで、まだ発売もしていないとか・・・。

※コースに関してまだこれ以上の情報はないのでお問い合わせはご遠慮ください。

 

練習日、今回参戦している唯一の日本人選手、谷原プロを発見。物凄い球をガンガン打っていて、ドライバーすごいなと思っていたら、FWでしたポーン 世界で活躍している日本人を見るのは嬉しい気持ちになりますラブラブ

 

大会初日の朝の練習会場、まぁこの練習場は一体どんだけ広いんだというくらいの広さでそれにまず驚きますが、いつもテレビでしか見たことのない世界のスーパースター達が勢揃いといっても過言ではないほどの顔ぶれポーン

 

DJ、デシャンボー、バッバ、ケプカ・・・・。目の前に・・・笑い泣き

 

バッバは怪我で教養中だがLIVに移籍。初日はチームサポート?レポーターをしていた模様。

 

初日の金曜日、10:15からのショットガンスタートで数時間張り付いていたのは多分名物ホールであろう7番、打ち下ろしの202ヤードのパー3。手前のクリーク、グリーンを囲うバンカー群、そして巨大かつアンジュレーションのすごいグリーン。もちろん男子プロのトーナメントに合わせてスピードは鬼の速さ。下りは触るだけでトゥーーーンと転がってましたが、アイアンはみなさんベタベタキュッキュニヤニヤ

 

ちなみにこちらのコース、トーナメントで使用される全長は7,800ヤードオーバー。

 

しかしこのゴルフ場のコンディションははっきり言ってタイでは見たことがないレベルの綺麗さ。雨季にこのコンディション、一体どうやったのでしょうか。グリーン周りのエプロンもフェアウェイもピッチリ刈られたとんでもなく美しい仕上がり。ティーグランド周り、最初は人工芝?かと思うくらいの綺麗に揃った刈高と目の細かさに本当にびっくりしました。

 

密集はしていないもののくるぶしは隠れる高さのラフガーンどうやって打てばいいのでしょうか??

 

そしてこの顔ぶれよ!!

こちらはイングランドのポールケーシー。

PGA3勝、ヨーロッピアンPGA15勝、アジアンツアー2勝

 

アメリカからはブルックスケプカ

全米オープン2勝、全米プロ2勝を含むPGAツアーで8勝、日本ツアーでも2勝しています。ここバンコクでは弟のチェースと参戦。

 

イングランドからファションリーダーのイアンポールター

PGA3勝、ヨーロピアンPGA12勝、日本でも1勝

 

アメリカからパトリックリード

マスターズ1勝含むPGA9勝、ちょっと論争の中心になりがちな彼もLIVへ。

 

ダスティンジョンソン

全米オープン、マスターズ優勝含むPGA24勝、そしてLIVのボストンでも優勝。

当初LIVには参戦しないなんて言っていたはずが・・・。

 

アメリカからブライソンデシャンボー

全米オープン含めPGA7勝、ベイヒル6番のパー5であわや1オンのマッチョマン。

とっつきにくそうなイメージでしたが、スタート前に沢山のファンにサインをしているところを見てびっくり。

 

オーストラリアからはキャメロンスミス

つい先日の全英オープン覇者。タイトなPGAツアーのスケジュールを理由にLIVへ移籍。

 

スーパースター、ビッグレフティー、フィル・ミケルソン

メジャー6勝、PGA45勝の52歳。

今年の2月に問題がありスポンサーを失い謝罪&ツアー休業からのLIV参戦。練習日に超真剣にコーチとスイングチェックしているのが印象的でした。

 

ミケルソン、絵になります。生で見る短パンの選手もなんだか新鮮。

 

DJ&デシャンボー。この二人の組にはかなりの数のギャラリーがついていました

 

前回の3回戦からLIVに移籍していきなり優勝、全英オープン覇者でもあるステンソン。来年のライダーカップのキャプテンに選ばれて喜んでいたはずが・・・・。母国スーパースターだったがLIV移籍でゴルフ連盟ともゴタゴタしているとか。それはそれは見事なバンカーショットに拍手キラキラ

 

PGA5勝のケビンナもLIVへ移籍。パター打ってすぐ拾うシーンは6番グリーンでは見られず。

 

スペインの星、セルジオガルシアもLIVへ。ライダーカップへの想いは断ち切れたのか・・・。

 

試合会場にはLIV GOLFオフィシャルマーチャンダイズや

 

飲食ブース、キッズゾーンなどが並ぶエリア

 

チッピングエリアなどなど

 

音楽がガンガン流れているのかと思いきや、それはギャラリーゾーンだけで意外と会場は静かでした。これはだいぶイメージと違いました。

 

最終日

金曜日と土曜日はいつも通りGo Golfの通常業務が忙しく、全く動けなかったので滝汗残念ながら会場には行けず。最終日は何をしに行こうかなとしばらく考えていました。この時代、LIVのスコアも動画もいくらでもネットで見られるので私がどうこうする話でもないなと思い、せっかくなので朝早く行ってコースの全ホール撮影をしよう!と早朝に到着。残念ながらローピングがしてあったのでフェアウェイセンターからは撮れずロープの外からになりましたが、18ホールの撮影を試合開始ギリギリ前に終わらせ、さぁ有名選手でもちょっと見て帰ろうかなと思っていたその矢先・・・、タイでゴルフイベントの仕切りをやっている友人に出会い、今回LIVの運営もやっているとのこと。今日はボランティアが足りなくて困っているという話を聞き、急遽ボランティアスタッフとしてお手伝いすることに・・・OK

 

選手達は各ホールにトゥクトゥクで登場。

 

仕事内容ですが、最終日トップの組はギャラリーが多いので、(通常は最終組ですがLIVはショットガン)そのグループについてセキュリティースタッフと一緒にロープがない場所は選手の先導、そしてギャラリーが選手に近づいたり音を出したりしないように一緒に歩く、という内容ガーン

 

楽しそうな仕事内容ではありましたがすでに朝18ホールを歩いて撮影して疲れきった身。一瞬断ろうかと思いきや、こんな経験なかなか出来ないと思い老体に鞭打って再度18ホールを今度はロープの中で優勝を狙う選手達と一緒に歩いてきましたニヒヒ

 

数億円を手にするであろう選手達と一緒に歩くのはかなり緊張しましたが、目の前でトッププレーヤーのプレーを見られたのは素晴らしい体験でしたグラサン

 

ラスト4ホールというところで雨の中断があってくれたおかげで、びっしょびしょになってしまったもののその日初の食事にありつけました滝汗メディアセンターのレストランは雨のせいでだいぶ混んでいたのですが、同席になったタイ人のプロMC(ホンダLPGAで毎回MCをされているとのこと)から、ガツガツ食べる私を見てずいぶんお腹空いてたんだね・・・と笑いながら話しかけられ、ご飯食べる暇なく18ホール歩いた後にまた18ホール緊張しながら歩くのはきついぜとちょっと愚痴ったら笑われました。

彼も私も同意見だったのはこのLIVは全然事前に情報がなく、知らない人が多くお客さんがあまり入っていないよね、というところ。プロのトーナメントでこれだけのメンツが揃っているのに、ギャラリーの数はかなり少なく感じたのでもっと前からゴルファーに広告していればきっともっと沢山のギャラリーがいたと感じました。この記事を読んだ方の中にも全然知らなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

真偽の程は不明ですが、来年はタイには来なく、再来年くるかも?という話を耳にしました。

 

1日一緒に歩いた選手が優勝の瞬間まじかるクラウンチームキャプテンのガルシアが大喜び

 

そしてそのまますぐに表彰式まじかるクラウン

ゴルフで3位、2位、1位と表彰されるのは非常に新鮮で、これはこれでいいなと思いつつ、何より感動したのはキャディも一緒に表彰されていたこと。目の前でキャディ達の見事な仕事ぶりを見ていただけにこの粋な計らいにウルっとしてしまいました笑い泣き

 

優勝したのは世界アマチュアランキングで2位からLIVゴルフでプロ転向したばかりの22歳、チャカラ。賞金全部で7億弱?!初日からトップで逃げ切りました。ドライバーはダイナミックに振り切っていくスタイルだったので、そのうち曲げるんだろうなと思ってみていましたが大きなミスはなく、アイアンもアプローチも非常にテクニックがありビックリ。自分の番になるとさっさと打つのも印象的でした。4番のボギーの後、5番でアプローチを池に入れた時にどうなるかと思いきやなんとかボギーで押さえて6番ではバーディー。体もかなり大柄ですが、気持ちも大きくて強い選手だなと感じました。

 

テクニックと言えば一緒に回っていたキム選手も見事な技を何回か見せてくれました。ティーショットを曲げるシーンが何回かあったのですが、あのラフから相当な距離を(今回は全長7,815ヤードゲロー)バシューーーーンと打ってみたり、アプローチで木が気になる微妙な位置から砲台グリーンに、しかもラフからうまーくグリーンに乗せてみたり、それはそれは見事な技を目の前で見せていただきました。

 

次は優勝チームの表彰。

 

今度はボランティアからメディアの立場に戻り、メディアセンターでインタビュータイムキラキラもはやこの時には気絶寸前でした・・・ガーン

 

個人的にはミーハーですが、ミケルソン、デシャンボー、ケプカ、DJ、あたりの花がある選手にもっと頑張って欲しかったなぁとは思いましたが(正直すぎますかね)いやーしかし凄かったです。LIV、バンコクに来てくれてありがとう!という気持ちです。このメンバーにこのコース、言うことなしですグッ非日常を楽しめましたデレデレ

 

賛否両論のLIV GOLF、これからどうなることやら

 

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