人は死んだらどうなるのか~死を学べば生き方が変わる~
吸い込まれるように読んだ。
死の淵を彷徨い、故人と出会ったり、光をみた人などの臨死体験談をもとに、死後の世界を科学的に検証して立証している。
死の世界は存在するのか
存在するならどんな世界なのか
過去生療法によって、前世から死~死後の世界~現世へと生まれ変わる過程をリーディングすることで、あの世とはどんな世界なのかが描かれている。
読んでて辛くなるのが
なぜ夫は臨死状態から蘇られなかったのだろう
という寂しい想いにかられること。
臨死体験は興味深いけれど、
臨死状態から帰って来られた人の話が多いから…。
この本を読むと「死」への不安が薄らぐのを感じる。
「死」は悲しむより、むしろ『新しい「生」』への旅たちなのだと。
そして、小さな子供が幼くして亡くなることの意味
自死の魂が祈りによって救われる意味
障害を持ちながら生きる意味
などなどが書かれている。
辛くてもなぜ生きるのか
命題である『生きる意味』が書かれている。
交通事故にあわないようするにはどうしたらいいか、小学生でも習うように、私たちはどのように生きるのがより良い「死」を迎えられるか、学ぶ場が必要なのではないかと著者は話している。
それでも突然、急に亡くなる意味
事故や事件に巻き込まれて亡くなる意味
も、この本の内容に当てはまるのだろうか…とも考える。
納得はまだできそうにないけれど…。
とりあえずこの本にインスパイアされて過去生療法というものに触れてこようと思う。