籍をいれて初めて義実家を訪れた大晦日だった。

 

 

 

夫と兄弟3人と私、

 

カラオケをあとにして家に帰る途中。

 

 

 

 

長男の兄に(夫は次男)

 

 

「俺になにかあったらフルトマちゃんを頼むよ」

 

 

と。

 

 

私は後ろで聞きながら

 

 

(なに言ってんだかなぁ)

 

 

と聞いていた。

 

 

 

 

夫の葬儀セレモニーでのこと。

 

 

義兄が夫の遺影に向けてこう話したのだ。

 

 

「あの時、自分になにかあったらフルトマさんを頼むと言ってたよな。ちゃんと果たすから心配しなくていいからな」

 

 

と。

 

 

私は後ろで聞いてきて、

 

 

ああ、お義兄さんは覚えていたんだな。

 

 

あんな酔っぱらってさらっと話してたいた夫との会話も。

 

 

嬉しかった。

 

 

 

だから、、いざとなった時は

 

 

頼れるのは義兄だけだと思っていた。

 

 

ご両親は高齢だし、義弟は年下で頼るには違う気がして。

 

 

 

 

 

義兄にはブログに書けていないいろんな夫の諸々について相談したかった。

 

 

でもいつも忙しそうで、あまり話をする機会はないままだった。

 

 

 

 

だけどいつかは相談できる機会があると思っていた。

 

 

そしたら契約書についても、

 

 

たとえ覆らなくても、もう少しちゃんと話せる時間が作れる

 

 

と思っていた。