義実家の正論と
嫁(妻)の正論は
決して交わることはない。きっと
そう思い知らされたことを
まとめてみようと思う。
義実家とは夫がいるときは全くなにも問題なかった。
旦那がなんの前触れもなく
突然死で亡くなった時、
義父から葬儀は任せてほしいと言われ
呆然と立ち尽くすだけの私に代わって動いてもらえた。
お墓も義父が新しく建てた。
感謝してもしきれないと思った。
葬儀でバタバタしていた時は…。
なにかがおかしいと感じたのは
友達に言われたひと言。
いくら義実家が遠くて運ぶの大変だからって
遺骨は持って帰るべきじゃない?
なんで置いてきたのよ!
夫が亡くなった日、
病院からはるばる新幹線の距離にある実家までご遺体を運んだ。
葬儀を義実家近くのセレモニーホールで行うためだ。
遺骨はひとりで抱えて運ぶには重く、
お墓も義実家の近くに建てることになったので置いてきたのだ。
これが初動のミスだった。
後に、私が遺骨を持たずに帰ったあと、義父らは
よかった、置いていってくれて
と、ほっと安心していたと他の親族から聞いた。