既婚者である私がマッチングアプリのハピメを利用しようと思ったきっかけは「なんとなく・・・」でした。その頃は仕事で責任が重くのしかかり、家庭もギクシャクしていた時期でもあり、非常に孤独感に苛まれていました。そんな時にふと目に入った広告から興味本位で「なんとなく・・・」始めてしまいました。当初はマッチングアプリがどのようなものかも全く理解していなかったため、「なんとなく・・・話を聞いてくれたり、話を聞いたりする異性が欲しい」程度を考えていた私には非常にギャップがありました。アプリの中には色々な出会いがあり、真剣な出会いを求めている方ももちろんいらっしゃいますが、現実として多くが「すぐに会いたい」といういわゆる「パ〇活」的なものも多くあり、それにうんざりして何度もアプリを携帯から消去しては、また復活するの繰り返しでした。最初に利用してから半年余りたった頃、「もうそろそろやめようかな・・・」と感じていた時に、まったく知らない同年代の女性から一度やり取りしたいとメールをもらいました。「最後にしよう」と決めて、その女性に「どうしてマッチングアプリを利用してるんですか」とメールをすると、彼女は「いろんな意味で自分自身の殻を破りたい」「自分の人生は堅く生きてきて、子供の大学に入学し、子育ても一段落したので、もっと自分の人生の殻を破っていろいろチャレンジしてみたい」とマッチングアプリに登録したとのことでした。その文章に惹かれて「一度会って話がしたい」とデートに誘い、お互いいろいろな話をしました。それからすでに１年以上が経ち、お互い忙しく月に2.3回会えるかどうかですが、毎日LINEでやり取りしながら、お互いを思いあえる中になっています。
マッチングアプリは、批判的なことも言われることもありますが、私は「いろんな大人の出会いを提供する」という点で非常に有用で、自分自身にとっても日々を明るく楽しいものにしてくれるものであり、自分の人生経験も豊かにしてくれたものでした。