凡夫 | 三界の迷い鳥 Wandervogefulな五劫

三界の迷い鳥 Wandervogefulな五劫

           三界(地獄から有頂天まで)を旅する迷い鳥の、Wandervogefulな日々

2024/01/20G
・丹精込めればこんなにきれい。
 
ハボタン葉牡丹(アブラナ科アブラナ属)
耐寒性に優れるが、暖地では色づかず、寒地では野外越冬できない。
葉に葉緑体以外の色素を持たない品種と、色素(アントシアニン)を持つ品種があり、低温に晒すと「白い葉」「赤い葉」となり縁起物となる。
結球しない古い品種のキャベツが品種改良されたもの。
花言葉は「祝福」「愛を包む」「慈愛」「物事に動じない」「利益」
花は春に咲くが早いうちに摘まれることが多い。
★法要後の会席でごんげはん(住職)の隣りを宛がわれる年齢になった。
さてどんな会話から始めればよいものか…。
「今日読まれた『無量寿経』はどういった内容ですかね」
「…(略)阿弥陀様が救済して極楽浄土に導いて下さる(略)…」
なるほど、なるほど。( ..)φメモメモ

「以前『タモリ倶楽部』で『お西さんとお東さんの僧侶が一緒に読経する』企画がありましたが、掟破りですかね。節も違うし」
「(笑)定期的に交流はありますよ。私も何度も一緒に読経しましたが、『節無し』で読むお経もありますし、節が微妙に違うお経は互いに阿吽の呼吸で『引く所は引く、押す所は押す』でそれなりに形になるもんですよ(笑)」
「そうなんですかぁ」
「『佛』をお西さんは『ブツ』と発音しますが、お東さんは『ブッ』と発音するのが一般的です」
ほう、( ..)φメモメモ。
「あと、『同じ経文』をお西さんは『長く』、お東さんは『短く』読む傾向があります」
ほうほう、( ..)φメモメモ。
「先日NHKで坂東曲と初の女性報恩講を放送してましたが、坂東曲を読まれている僧侶は全国から持ち回りで選抜されるんですか」
「資格を持った専門の僧侶です」
「専門?自分のお寺は持たれないのですか?」
「自分の寺はありますよ」
ほう、( ..)φメモメモ。
帰って調べれば「勤式研究生課程カリキュラム」という制度があり、出願資格として『法務員資格試験合格者の内、勤式練習生課程を修了した者で、当課程入所日までに本願寺派教師を有する者』とある。仏教界も甘くない。
「キリストは自分の事を『ユダヤ教徒』と考えてたと思うんですが、親鸞さんはどうなんでしょう?『浄土宗の一派』と思っていたのでは?」

「(略)…親鸞さんは自分の事を『凡夫』と言っておられ…(略)」
般若湯を頂きながらの問答なので不明瞭かつ、適当な記載もあるが「仏教あるある」を聞きながらの心満たされた一日でありました。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏