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三界の迷い鳥 Wandervogefulな五劫

           三界(地獄から有頂天まで)を旅する迷い鳥の、Wandervogefulな日々

2022/12/28G
・いよいよ正月だな。
 
神社には灯が提げられ、会社玄関には門松が並ぶ。
門松は歳神様がそれぞれのお家へ訪れるための依代(よりしろ「目印」)。
材料は松(クロマツ)、竹(モウソウ竹)、梅(ウメ)、南天(ナンテン)、杉(スギ)、葉牡丹(ハボタン)。
竹の長さを大中小(7対5対3の割合)と3種類に分けますが、竹の切り方には「寸銅」と「そぎ」の2種類あります。
まっすぐ平行にカットされた竹で作った門松を「寸胴」と呼びます。

実はこちらの形が本来の形。時代と共に変化し、現在多くみる斜めカットの形になりました。
その斜めにカットの門松を「そぎ」と呼びます。

「松が枯れて 竹類なき あしたかな」
(松平が滅びて 武田が繁栄する あしたかな)By信玄
「松枯れで 武田首なき あしたかな」
(松平は滅びず 武田は滅びる あしたかな)By家康
歌合戦で腹を立てた家康が、門松の竹を「武田の首」に見立てて削ぎ落とし、そぎ型門松が誕生した、とありますがホントかね。
★しかし「寸胴型」の門松なんて見た事ないなあ。
「節があってお金が貯まる」と設置している金融機関もあるようですが記憶に無し。