能登探訪 その2 | 三界の迷い鳥 Wandervogefulな五劫

三界の迷い鳥 Wandervogefulな五劫

           三界(地獄から有頂天まで)を旅する迷い鳥の、Wandervogefulな日々

2019/09/06 G
・のと里山海道を再び北上し穴水で降り、「しまむら」や「ココス」を見ながら山越え。やがて「コメリ」がある門前。
門前といえばソフトボールとウエイトリフティングの町。以前は鳳至郡門前町だったが現在は輪島市門前町。もちろん「曹洞宗(元大本山)總持寺の門前町」だから『門前町』なのだが。往時は、全国におよそ18,000の末寺を統括していた曹洞宗の「大本山」。
總持寺祖院が大本山と呼ばれていたころ、周辺は多くの人や物で大変にぎわっておりましたが明治31年の火災消失を機に石川県能登(現在は「祖院」と呼ばれる)から神奈川県鶴見に遷祖。町名の「門前町」はその名残りであります。
ここでおさらいです。
昨年(2018)4月24日に横浜市鶴見区にある現在の『曹洞宗大本山總持寺』訪問。5月1日にブログUPしていますが再掲載。
★★★今まで深く考えた事は無かったですが福井の永平寺も曹洞宗「大本山永平寺」。「大本山」が二つ?きな臭い話になってきましたが、總持寺のHPによれば
http://sojiji.jp/honzan/sotoshu.html
『曹洞宗の源はお釈迦さまですから、ご本尊さまはお釈迦さまです。
そして、お釈迦さまの教えを日本に伝えられ、永平寺を開かれた道元禅師を「高祖」(こうそ)とあがめ、總持寺を開き、教えを全国に広められた瑩山禅師を「太祖」(たいそ)と仰ぎ、このお二人の祖師を「両祖」と呼び、この三師を「一仏両祖」としてお祀りしお慕い申し上げ、信仰のまことをささげています。』
だそうです。「本当に仲良くやってんのか?」と心配してしまいますが、「宗教法人『曹洞宗』」なる組織の中で管長を永平寺と總持寺が交互に出して運営してるそうです。
https://www.sotozen-net.or.jp/
今度帰ったら祖院と大乗寺をお参りしようかな。★★★
思い出されましたでしょうか。
總持寺祖院へのメインストリートは同じ色と同じ造りの建物が並ぶ。

「これってまた『重要伝統的建造物群保存地区』じゃねえ?」
実際は役場で「修景費用の助成」をおこなっているそうです。
http://www.phisnet.ne.jp/monzen/sinbun_gogai_h16.pdf
正面を通り越して市営駐車場に車を停める。
 
「立派な塀」と感心したら

門前高校だった。やるもんだね。

やって来ました、總持寺祖院。昔の人もそんな感慨を胸に歩いてきたのだろう。
 
何かの他の用事でも無いと立ち寄れぬ場所。『拝観受付』と書かれた建物。
 
やっぱりお金を取るのね。2007年の能登半島地震で壊れた伽藍修復のためなら喜んで。
明日に続くのだ。
★お土産に加賀屋のせんべいを配った。
「誰と行って来たんですか?」
「(…カミサンに決まっとるやろ(ノД`)…)銀座のクラブみゆきのママと(^_^)V」
「ぇー!凄いっすねぇ(≧▽≦)。(そんなわけあるか、ボケ!昨日は儂とデートじゃ!)」

見栄と膏薬は目立たないように張る?貼るのがよろしいようでm(__)m