【おかえりモネ】15週ガチ感想 | 三児のヒロイン

三児のヒロイン

ドラケンにハマりすぎて
頭がおかしくなった3児の母です。
3人育児奮闘中

今日はガチ感想です。


いつもは菅波先生ー!

とか叫んでるだけですけど。


今週は、、

ちゃんと書きます。


この後味の悪さで金曜日。

朝ドラ的にダメなやつ。



以下ネタバレ

あらすじ

からの

感想

です。




モネが朝のお天気キャスターデビューをして

家族や登米のみんなが沸きに沸いた。

もちろん菅波先生も倒れるくらいに。


このタイミングで未知が上京。


キラキラした姉を見て

モヤモヤする未知。


未知が菅波先生と会いたいと言うので

菅波先生とデートの約束をした週末。

突然りょーちんも上京して来る。

モネに会って特別に笑顔を見せるりょーちん。

何かモネに言いたいことがあった様子だが

すーちゃんと未知の襲撃により言えず。

未知はオシャレな服を着て

りょーちんに褒められてご機嫌。



次の日、菅波先生とのデート当日。

予定より少し早くやってきた菅波先生と

りょーちんがご対面。

りょーちんが勝手に火花を飛ばして

マウント取りに来る。

モネ、とわざと呼びつける。

菅波先生は優しく声をかけるも

逃げるように立ち去る。


2人はサメ展に行くことになるものの

急患が入り延期に。


その夜、

母から電話が入り

りょーちんの行方が分からないことを知る。


りょーちんの母は震災で行方不明となっていたが

祖母から死亡届を出してほしいと頼まれていた。

りょーちんの父(浅野忠信)は、それが原因で

また飲酒して暴れ警察沙汰になっていた。


それを知ってりょーちんは、姿を消したようだ。

誰からの電話にも出ない。

未知の電話にも出ない。


しかし、モネの電話には出たのだった。


「モネにしか話せないや

 もう全部やめてもいいかな?」

と呟いて電話は切れる。


未知は、りょーちんがモネの電話には出たことに

苛立ち

りょーちんのツラさを自分にも重ねて

感情的にモネに当たる。

こんなに頑張ってきたのに!

やめたいって言ったってやめられないじゃん!

誰かが残らなきゃ!!

なんでお姉ちゃんなのよ!!


東京で買った服をモネに投げつける。





と言ったところで今週が終了。



今週は濃かったな。


前半はモネがデビューしてキラキラしてて

菅波先生といい感じで

ほんと神回連発でしたよ。

ニコニコの菅波先生も見れたし。


でも、ずっと不穏因子の未知が

つまらなさそうな顔で水を差してた。


今週は

未知とりょーちん、この2人の子供っぽさが

すごく目立っていた。


未知は今までも何度も言いたいこと言って

人を傷つけてきた。

父親にお金のことばっかりと言ってみたり

姉が震災の時島にいなかったことを責めたり。

一番年少者ということで許されていたけど

もう社会人。

いつまでそれやるの?

ひねくれすぎじゃない?

ただ嫉妬してるだけなのに

暴言吐いて。

りょーちんのツラさはモネだってわかってるだろうよ。

むしろモネが一番理解してくれると思うから

りょーちんは、話したいと思うんだよ。


未知が言いたいのは

なんでお姉ちゃんなの?!

この一言だけでしょう。



それなのに予告では

お姉ちゃんは正しいけど冷たいとか言ってて

お前がよく言うわ!とイライラした。


もちろん、未知は家族や島のこと考えて

よく頑張ってる。

それで、もともと弱ってた姉の代わりに

島のことは自分に任せろと息巻いてたのに、

姉が元気になって東京で自由にキラキラしてて

自分は取り残されたような気がして苛立つのもわかる。

未知自身だけに感情移入すれば

発言の理由も感情の起伏も

よくわかる。


でもさぁ、、、

大人が俯瞰して見てしまうと思う。

誰も頼んでないのよ、それ。


両親は、就職せずに進学してほしいと頼んでいたのに

聞かなかったのは未知自身だし。

母はもっと自由にしなさい、と散々言ってきた。

父親も希望を持てと教えてきた。

おじいちゃんも理想と現実を教えてきた。


勝手に我慢して

意地を張って

りょーちんへの微かな下心もあって

島から動かないのは未知自身。



選べなかったりょーちんとは違うのよ。

未知は選択した。



モネが最初に島から出た理由は

たしかに逃避だったかもしれない。


でも、そこで

たくさんの人と出会って

たくさんの自然を知り

視野を広げて

勉強し

自分にできることを探って

やっと辿り着いたのが今。


ただ逃げて楽しくやってるわけじゃないんだよ。


それに島を出たのはモネだけじゃない。


幼馴染はみんな島を出てる。


裏切り者なんかじゃない。


こうして

希望を持って生きていくことが

大事なんだって

モネパパ言ってた。


モネパパが

あんなに若者には

希望に満ちてることを伝えたいって

明るく生きてるのに

一番近くにいる

島に残った2人がそれを受け取れてないのは

皮肉だな。


島に残るのは

何千年も昔からそこに住んでる人のため。


だから、残る選択は間違いじゃない。


でも、縛られたらいけない。


あの時のモネパパの言葉を

未知にも聞かせてやりたい。。



なんでこんなにひねくれた妹像を朝ドラに持ってきたのかなぁ。。


姉妹ってこんな感じなんでしょうか??


私は長女なので

あまり感情を外に出さないし

気持ちを言葉にすることも

あまりしなかったから

モネがうちに抱えてるものもよくわかる。


未知みたいに

人に甘えて言いたいことを言って

周りを傷つける人って嫌い。


自分はこんなに頑張ってるのに!

なんでお姉ちゃんばっかり!

きーってなってるの母親にバレてるから

息抜きしておいで、と言われてるし。


かなり自分本位でお子様。


東京で買ったお洒落な服にまで

イライラし投げつける未知に

ああ、この子は島に残って頑張ってる自分が好きだったのに

ほんとはみんなが羨ましかったんだね、

けど、そっちに私はいけないと

思い込んで意地を張ってるから

こんなに東京が憎いのね、

と理解しました。


ここは演出として

ポイントだったと思います。

あの服を投げたことで

未知の苛立ちがよく伝わる演出でした。


投げつけられて

涙をこぼすモネの表情が

とてもよかったです。


言いたいことは山ほどあっても

未知に何も言っちゃいけない、と

堪えるのがよくわかりました。


都会に出て

成長したモネや

大人すぎる菅波先生を見てきていたので


急に子どもっぽい

未知とりょーちんが出てきて興冷め。


りょーちんの状況には

たしかに同情するけれど、、

菅波先生に当たっていいことではないよね。

マウント取るために

わざとモネって呼んだり

自分のことはいいよって遮ったり

子どもだなって思っちゃった。

周りが見えなくなってるんだろうけどさ。


未知とは違って

選択できなかったりょーちんは

不憫だ。


もっと、違う人生だったら…と思うのはよくわかる。


幼馴染の中ではいつも大人で

みつおにも優しく接していたりょーちん。

幼馴染で語り合ったあの日

りょーちんはなにかを決めたように見えたのにな。

俺たちが楽しく生きてなきゃ!

って言ってたのにな。


嫌になることもあるよな。


やっぱり

外の世界

広い世界を知ることって大事なんだな。



空で全てが繋がっている。


海は山がなくては豊かにならない。

海の水がないと山も豊かにならない。


自然は楽しくて美しく優しいけれど

ときどき怖い。


モネは外に出てたくさん学んだから

強くなったね。


人との出会いも。


誰かのためは自分のため。


自分のためにやったことが

人のためになったら嬉しい。


あなたのおかげは麻薬です。



いろんな人から教えてもらった言葉を

戸惑いながらも必死で理解して吸収して。


依存せず自立できるようになった。



自分と他者との関わりを

海と山のように

空でつながっているように

森羅万象の真理で結べるようになった。



未知はまだまだ狭い世界にいる。


広い世界に引っ張ってあげられるのか。


りょーちんのことも。


モネはりょーちんになんて言うんだろう。



やめたい、全部やめたい


と言われたモネはなんて声をかけるんだろう。





来週どうなるのか

見ものです。




演技がみんなうますぎて

演出も一人一人の登場人物を深掘りされていて

こんなバックグラウンドが想像されるドラマになぅているから

未知の行動もりょーちんの行動もイライラはするけど

納得できるんだろうな。


展開としてはモヤモヤするけど

ドラマ演出としては素晴らしいです。


ただ朝ドラなので

あまりの雰囲気引きずってほしくない、というところ。


そして、

ただただ菅波先生とモネの思いが通じることを

願っています。


邪魔するなよ〜!←怨念




菅波先生がモネと生活時間合わせるために

新設されたナイトドクターに志願し

異動。



バカタレ深澤たちに

辛辣指導を行う、というのはどうでしょう!



(笑)