本は"パラレルワールド"






昔から本屋さんが好きで




中学一年生の頃は

駅前の本屋さんに行き

お金がなかったので
外が暗くなるまで、
よく立ち読みをしてました







図書館も、好きだったけれど




新刊を図書館に頼んでも
なんやかんやあり、
承諾されて手元に届くのに
当時はすごく時間がかかった覚えがある。



だから、昔から新刊読みたいときは、
やっぱり"本屋さん"キョロキョロ




お気に入りは、決まって文庫本コーナー



金額がお手軽な文庫本は
親にも頼みやすく


文庫本コーナーは
私のハウスでした照れ





いつものように文庫本コーナーにいくと
一際目立つ、

ある一冊の、本の
鮮やかな"色"に奪われて


すぐに親に頼み込んで
買ってもらったことを覚えています




桜井亜美さんの

FiREFLY



表紙がとくに可愛くて宝物のように
持ち歩いた


それから10年が過ぎて
頭からそのことは、すっかりと忘れたある日


蜷川美香さんの写真集がふっと目に留まった。



本屋さんでみた瞬間に
あの文庫本の表紙をすぐに思い出して


『あっ。あの本の表紙、撮った人かも』



調べてみるとやっぱり、そうだったんです



鮮やかで
セクシーで

温度を感じる写真は

昔と全く変わっていない
あの当時のまま。




本は私にとって、いつでも
パラレルワールド










今、おすすめの"ため息しかでない"本





最近出会った、パラレルワールド本をご紹介





2020年の本屋大賞を受賞した

 流浪の月(凪良ゆう)





家に帰れない少女が、
公園で青年に出会い


二人はひょんなことから
「被害者」と「加害者」とされてしまうお話。



この本の世界には




死にたいほどの『我慢の末』に味わった
バニラアイスのような


視界が
透明なオレンジ色に染まっているような



甘くて冷たいすりガラスのような


風に飛ばされるティッシュペーパーみたいに
薄っぺらい、誰にも必要とされないような



グラスの中で、
黄金色の泡がしゅわしゅわとはじけるみたいに




毛羽立った気持ちは

視界の端を横切って



放課後みたいな静けさが

ゆっくりと、心を覆っていく世界が広がる







優しさと善意は
ときに相手を傷つける

誰もしらない、その中の

『愛とは』の世界が

そこに詰まってた





終わった後、涙が出ました笑い泣き

言葉が出ない。放心w





凪良ゆうさんは


男性同士の恋愛を描く
ボーイズラブ(BL)を
10年以上書き続けている作家さんです








その枠を飛び出し

世間とか常識とは言い表せられない


"どこにも属せない人"が

浮き彫りになる
この本は、すごかった


読みながら
やっぱり、ため息しか出なかった


ぜひおススメの一冊ですニコニコ










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