はじめましての方こんにちは。

このブログは新婚旅行でイタリアをチョイスした

わし=旦那



よめ=嫁

の、旅行記となっております。

はじめましての方は「第1話 ワイハ行くぞ」からどうぞ。

主な登場人物はルームにて確認できます。
最後まで読み終わった後にでもどうぞ。

記事の一覧はこちらから。


このブログは完成(終結)しております。

大きな更新はもうありません(たぶん)

お気軽に読み捨ててください。


※ 2010年11月 結局夫婦そろってiphoneユーザーになりましたとさ。
※ 2011年 8月 東京・浅草編を見切り発車ではじめたのはいいがこのページはどうしよう?
※ 2012年 6月 東京・浅草編を見切り発車ではじめたせいで1年近く放置してたので全部削除。
※ 2012年 6月 当然未完。
今日わしらは帰国する。

いい天気だ。

思えばこの旅は天気に恵まれた方だった。

降ったのは1日だけで、それもすぐにやんだ。

長いようで短い旅だった。


最後の記念に新聞を買う。

オバマ大統領が1面だったが何が書いてあるのかわからない。1ユーロ20セント。


ミラノから日本へは直行便がないので一度ローマへ戻る。

イタリア新婚旅行-ミラノからローマ

空港へ向うバス内で同じツアーの若い夫婦が何を食べるか悩んでいた。

機内食は洋食か和食を選択できるのだ。

2人とも和食に決めたらしい。

「お二人はどうするんですか?」と、ふいに聞かれた。

よめは和食。わしは洋食。

たしかにそろそろ米と味噌汁が懐かしくなる頃だとは思う。

しかしすまん、若い夫婦よ。

実はわしらはあまり食事に興味がないのだ。


ミラノからローマまでは1時間ほど。
イタリア新婚旅行-おそら

空港でスーツケースの重さを確認。

エコノミークラスは20キロを超えると追加料金が取られる事があるらしい。

よめ「たぶん大丈夫」

荷造りは全部任せた二人で協力し合ったので20キロは超えていないと思う。

今回は2つのスーツケースを持っていった。


しかしここで気がついた。

パスタだ。

安いからと買い込んだパスタだが意外と重い。

やばい。

重量オーバーするとしたらこいつらしかない。

ドキドキしながら秤にのせた。

往路の時点では17キロと15キロ。

お土産は分散させたのでギリギリなんとかなる計算にしているはずだ。

祈るような気持ちで(外見は平気な顔で)よめとわしはメーターを見つめた。

その結果。なんと




5キロ2キロ




メーター完全に壊れてはる!!


なんとか無事? 飛行機に乗り込みローマへ。

ここでTAXFREEの手続きをする。

こういう面倒な事は全てよめに任せた二人で書類を揃えた。

ベネチアングラスのTAX分はなんと。。。

1000円ちょっと。


わーい、久しぶりの日本円だ。

金額よりむしろそっちに感動してしまった。


そして関空行きの飛行機に乗り込む。

時計を7時間すすめ13時間のフライトに再び挑む。

イタリア新婚旅行-ローマから大阪

よめ「ちゃんと寝ておかないと日本に着く頃は朝だから辛いよ」

わし「ばっちこい」


10分もすると寝るよめ。

なかなか眠れず映画アバターを見はじめるわし。

2Dでも面白いじゃないか。

それを皮切りに合計4本の映画を見る。

一睡もせず映画を見続けた。




日本人の入国審査官に丁寧にパスポートを返していただき、6月1日。午前10時。日本帰国。

イタリア新婚旅行-うぇるこむ

こうしてわしらのはじめてのイタリア旅行は終わりを告げたのでした。

また休みと財布が合えば行ってみたいなぁ。

                                       おしまい
全身イレズミ「何人?ツー?」

わし「ドゥーエ」

全イレ「プレーゴ(どうぞの意)」

テーブルに案内してくれた。

外見の割には感じのいい人だ。

店員は3人でもう一人はメガネイレズミ。あと一人はやせ気味の若い黒人。

ちょっとおっかない。


そわそわキョロキョロしていたが、店内は普通の(イレズミの無い)お客さんが増えてきた。

別に危ない人のための専門店ではないようだ。

ちょっと安心。


よめ「ワイン飲んでいい?」

と、聞くので飲め飲めと言ってやった。


とりあえずピザを1枚づつ頼む。

メガネイレズミが隣の客のピザを指差し「あのサイズだけど大丈夫か?」と身振り手振りで聞いてくる。

たしかにずいぶん大きい。

それにしてもなかなか親切な奴だ。

わし「おーけーおーけー」

メガイレ「飲み物は?」

わし「ビール」

最後なのでわしもアルコールを頼んだ。

わし「あ、ピッコロ(小さいやつね)ね」

メガイレ「スィ(わかった)。で、あんたは?」

よめ「ワイン!」

最後なのでよめもアルコールを頼む。

よめ「あ、ボトルでね!」

メガイレは注文を聞き奥へと引っ込んだ。

すると今度は全イレの方が出てきた。

どうやらこっちの方が偉いみたいだ。

全イレ「ボトルっていうとこれぐらいだけど大丈夫?」

と、サイズを確認してくる?

全イレ「…あ、もしかするとハーフサイズのことかな?」

気をきかせる全身イレズミ男。

よめ「ううん。ボトルでちょうだい」

全イレ「…OK」

しばらくすると普通にグラスを2つ持ってきた。


いやいや、ミスター。

わしはワイン飲まないよ?

こちらの酒豪が飲むのだよ?


よめ「いやー、飲めるかな」

と、心配していた。


だったら頼むなよ!


と、言いたいのをぐっとこらえた。

そして。。。


飲み干した。。。(1人で。一滴残らず)


よめ「いやー、酔っ払ってるね」

知ってますよ。見てましたからね。


最後の最後にご挨拶。

わし「ディモールト(とても・非常に)ボーノ(おいしかった)」

と言ってチップをあげた。

全イレ・メガイレ「グラッツェ」

お互い笑顔でアリーデベルチ。

なかなか満足な夕飯だった。

昼間に買ったものを見せると言いながら酔いつぶれて寝てしまい結局見せてくれない嫁をのぞけば。

(当然酔いつぶれた嫁はデジカメで撮影しておいた。見たい人はうちに遊びに来よう!)