昭和生まれニャー
地方なので、
テレビはNHKと教育と
日本テレビ系と、
フジ系しかなかったニャン
そもそも、
テレビが一台しかないので、
子供にチャンネル権はなく
テレビを見られない
最初の印象的な番組は
「宇宙戦艦ヤマト」
だったニャー
他にもあるにはあったよ、
「タイガーマスク」とか
「あしたのジョー」。
今思うとあれは、
戦災孤児の話だったのね。
「少年院」「孤児院」
プロレス、ボクシングで勝つ=人生の一発逆転勝利
理解できなかったから、
感情移入できなかった。
『ウルトラマン』『仮面ライダー』
ヒーローがかっこ良かったけれどそれだけ、
という子ども番組のなかで
『ヤマト』のテーマ
僕たちは愛しあうべきだったのだ
は、小学生には
世界の対立を実感させて、
凄く印象的だった……
ま、きれいごとだがニャー
あの一言で、
魔女っ子やドラえもんや、
ステレオタイプの勧善懲悪の
子供番組の世界から
リアルな世界へ
目覚めた……
で、写真とリアルって?
これからです(笑)
お拾い写真を見て
描いたニャー
まあまあかな
と自画自賛、
これがアブナイ
日本人はなぜか、
写真そっくりに描ける!
と、喜んでしまうニャン
これ、
唯の技術!
作品を創るには、
この後のほうが、
もっともっと複雑怪奇ニャー
でも、ここで慢心し
自分を見失う
技術に頼ってしまうニャー
筋肉は裏切らない
努力は裏切らない
技術は裏切らない
いや、裏切るニャー