福井空襲を

ウクライナ侵攻で

追体験している。

 

幼いころから、

母から聞いた、

太平洋戦争での

福井空襲の凄絶さを、

 

ウクライナの空爆の映像で、

追体験しているのだと、

ようやく思い至った。

 

福井市では9万人が、

家を失い、ライフラインが破壊され、

仕事も財産も失った。

 

小学生の母と兄弟たちは、

祖父の機転により、

濡れた布団をかぶり、

近所の荒川に入って

死をまぬがれたという。

 

朝見てみると、

母たちのそばに

大きな不発弾があった、

それが爆発していたら、

生きてはいなかった。

 

福井上のお堀に

たくさんの死体が

浮かんでいた。

 

黒こげの死体が、

埋葬するために

トラックに集められて、

運ばれた。

 

何千回も聞かされて、

その様子を幼いながらに

想像していた……

 

ろくに軍事施設もない

地方都市の市民を、

空爆して大量殺害、

ついには核ミサイルまで

落として大量虐殺した

アメリカ合衆国。

 

軍隊は国の独立を

守るために戦うので、

国民一人一人を、

守る余裕はない。

無辜の市民が、

大勢殺される。

 

それが戦争。

と、各国の首脳、

我が国の首相も、

言うに違いない。

 

 

ウクライナが勝ちますように。

 

世界中の戦争が無くなりますように。

 

看護師、医療従事者の皆様に、

心よりの感謝を捧げます。