佐々木蔵之助さん
劇団員として芝居を続け
30歳で東京へ上京。
若干遅咲きだが個性のあるイイ俳優さん。
ドラマ「秘密」を見た時からのファンです。
アナザースカイの中で
俳優業として自分の原点である
チェコに出向き自分を見つめ直す中で
行ったセリフ。
「僕は芝居を辞める事が出来なかった」
心に響いた…。
僕も今の仕事に就いてもうすぐ10年。
高校を卒業してすぐこの業界に飛び込んだ。
子供の頃良く地元のパチンコ屋に
連れていってもらってた。（玉屋 宗像店）
その時僕の目に映ったホールのお兄さんが
すごくカッコ良く見えた。
それから歳を重ねる毎にどんどん
憧れの職業になった。
高校の就職活動。
進路担当の先生に無理行って
パチンコホールの求人を持ってきてもらった。
そこは関東をメインに展開している〇イア。
面接、適正診断を受けて帰ってきた返答が
「学力不足」
確かに学がないのは自分でも気づいてる。
しかし、当時は
「1兆円産業」「倒産しない業界」「実力主義」
と聞いていた僕の先入観からは
とても想像出来なかった。したくなかった。
夢を諦める事ができず
再度進路の先生に求人を頼みこむ。
次に面接の受けたのが今の会社。
正直10年も働けば、「辞めたい」
と思った事は何度もある。
憧れだけで入った世界。理想と現実のギャップ。
只、僕も辞める事が出来なかった。
まだまだ「天職」と思うには
程遠いのかもしれない。
考え方もガキだと思うし、経験も少なければ
知識も乏しい。
けど辞める事が出来ないと思える仕事と
少ない人生の中で巡り合えた奇跡。
まだまだきっと人生の半分も生きてない。
やれるだけじゃなく、やるだけやってやる。
