夏休みに入り、海や山で遊ぶ以外に、何か目標を持ちたいな~と考え、いくつか挙げてみました。
〇創作かるたを作る(ひらがな50音)
〇語学への学びを深める(英語・仏語)
〇音楽(ヴァイオリン教室)
今回は創作かるたについて。
創作かるた賞2017という楽しそうなサイトを観たのがきっかけです。
さっそく、チラシを見せて娘に作ってみようと勧誘したところ、嫌がるそぶりはなかったので、夏休み明けにモンテ園で皆に発表する作品として取り組むことにしました。
かるたが大好きな娘。平仮名、カタカナ、漢字、俳句、世界の地名、星座の名前までこれらはすべてカルタを通して覚えたと言っても過言ではありません。
書く敏感期は相変わらず続いているのですが、お手紙交換も中だるみ気味で「どうやってモチベーションを持続させようかな?」と考えていたところ、かるた作りはうってつけの課題だと思いました
★かるたを作る時のルールは文章に漢字をいれること。
制作を通して、平仮名、片仮名、漢字に同時に親しむことができます。
テーマは上記のサイトと同じく「世界の国名」にしました。
最初は、やはり日本が良いかな?と思い、かるた作りにまだピンと来ていない娘に対し、まずは私から「この間、狂言でお面を見たよね、お面の絵を描いてみない?」と誘ったところ、快く承諾してくれたので書いてもらいました。
絵札を描いた流れで、読み札に漢字も書いてもらいました。
「狂言」という漢字は、私がホワイトボードに一画づつ書き、続けて娘に書かせたら書けました
幼児の場合、流れやノリって意外と大事だと思っていて、ノリで書かせると意外とハードルをぴょんと飛び越えてしまうことが良くあります
これが娘の場合、ドリル系のワークだとあまりハードルを越えることがないんです。
やはり幼児期は五感を使って経験してもらいたい我が家でドリルを活用していない理由のひとつです。
絵札と読み札をしっかりと書いて出来上がりました🙌
「き」の札
狂言は 日本古来の おしばいだ
「ま」
マリー・アントワネットは フランスの昔の おひめさま
「ま」の札を作っている間、娘にマリー・アントワネットはどうして捕まっちゃったの?と聞かれ、一瞬答えに困ったのですが「自分一人だけ綺麗なドレスを着てずるいよ!って皆が怒っちゃったんだよ、皆はボロボロの洋服を着ていたから、王様とお后様だけ綺麗にしていてずるいよって言われちゃったんだ。フランス革命っていうんだよ。それ以来フランスに王様やお姫様はいなくて、皆平等になったんだよ。」
厳密にはフランス革命後何だかんだで王政復古しているので事実と異なるのですが、詳しくは割愛しました。
さて、そんな娘はというと…
「ふーん、良かったね」
私は娘の反応に少しびっくり。てっきり「マリー・アントワネットが可哀そうだね」というような返事が返ってくると思っていたので。
皆が平等になったところを評価したのかしら????
そうだよ、良かったんだよ~民主主義の概念に基づいた歴史的な革命なんだよ…と言おうと思ってやめました。「民主主義って何?」「革命って何?」と畳みかけてこられそうだったので
娘の反応を見ていて、今後は政治や歴史の話でも幼児向けに分かりやすく掻いつまんで話すのはやめようと思った次第です(笑)
現代の民主主義の魁となったフランス政治体系の紆余曲折の変容の歴史は、是非とも娘と一緒に詳しく学びたいと思います。
かるた制作はあと48音!次はロシアやブラジル、モロッコなどをやりたいとのこと。
並行してオリジナル図鑑制作も進めているのですが、娘の好きな言葉を集めてオリジナル辞書を作ってみるのも楽しそうですね