バリに来るときいつもお願いするサーフガイドのキャメルくんに、
「金曜日、クラマスに行きたい」
と依頼する。
朝8時半にホテルのロビーで待ち合わせしてキャメルの車、スズキの“APV”に乗り込む。
キャメルはオレのサーフィンのレベルを熟知しているので、あまりハードな所には連れて行ってくれないが、今回はどうしても行きたいというオレのリクエストに応えてくれた。
はじめて行くクラマス。
バリの東岸、サヌールの北側に位置する。
黒い砂浜でボトムはハードコーラルリーフ。
サーフィン雑誌やビデオなどにも登場する、バリ屈指のレギュラーブレイクだ。
この日は大潮。
そして風も微風。
コンディションはばっちりだ。
ビーチのワルンから眺めると、頭から頭半ぐらいのキレイなレギュラーが割れている。
ポイントブレイクのピーク付近には約15人ぐらいのオージーがラインナップしている。
時折入るダブル近いセットは、ミドル付近からナロウなバレルになる。
キャメルに言わせると
「パーフェクトじゃないけどまぁまぁいいかんじ」
らしい。


さっそく準備して河口付近のチャンネルからパドル開始。
すんなりゲットアウトできる。
しかしいざピーク付近に差し掛かると、とてもじゃないが出る幕なし。
はっきり言ってエキスパートセッションだ。
至近距離で見るそのライディングはまるでビデオでも見ているかのようだ。
とはいえ、このまま帰るわけにもいかない。
何本めかの波で思い切ってテイクオフ。
結果、波に捲かれてワイプアウト。
海底が見えないので気付かなかったが、けっこう浅いリーフでブレイクしているらしくスープのパワーがハンパない。
波に捲かれながら腕、手のひらを海底のリーフにヒットした。
しかもなかなか海面に上がれずもがいた結果、踵までリーフに当たった。
結局すごすごとピークから離脱。
やや離れたサブブレイクでおこぼれを待つことにした。
メインブレイクほどひんぱんには割れないが、たまに肩ぐらいの波が来る。
テイクオフして、2ターンぐらいでするとホレあがるが、びびってプルアウトする。
そんなかんじを2本ぐらいで終了。
チキンなオレ。
ワルンに戻ってから気づいたが、リーフにヒットしたところが血だらけになっている。
腕は擦り傷程度だが、左手の指先4本と踵がぱっくり割れている。
キャメルがワルンで働く友達に言ってライムを持って来てくれた。
傷口をライムで消毒するという。
傷口にカットされたライムを擦り込まれた途端、思わず悲鳴をあげた!
これがオレのクラマスデビュー。
はぁ情けねぇ~。

その後、ビンタンビールで喉を潤し、エキスパートセッションを丘から眺める。
ポイントにはバリニーズも入ったようで、さらにハイレベルなセッション。
エアーは当たり前、360まで飛び出す。


キャメルに
「もう1ラウンド行く?」
と言われたが、
「ギブアップ」
だ。

だがいい思い出になった。
リベンジできるのはいつの日かわからない。
むしろ一生リベンジできない可能性の方が高い。
でもいい。
またいつかチャレンジする日を夢見て波乗りを続けるのさ。
to be continued...
「金曜日、クラマスに行きたい」
と依頼する。
朝8時半にホテルのロビーで待ち合わせしてキャメルの車、スズキの“APV”に乗り込む。
キャメルはオレのサーフィンのレベルを熟知しているので、あまりハードな所には連れて行ってくれないが、今回はどうしても行きたいというオレのリクエストに応えてくれた。
はじめて行くクラマス。
バリの東岸、サヌールの北側に位置する。
黒い砂浜でボトムはハードコーラルリーフ。
サーフィン雑誌やビデオなどにも登場する、バリ屈指のレギュラーブレイクだ。
この日は大潮。
そして風も微風。
コンディションはばっちりだ。
ビーチのワルンから眺めると、頭から頭半ぐらいのキレイなレギュラーが割れている。
ポイントブレイクのピーク付近には約15人ぐらいのオージーがラインナップしている。
時折入るダブル近いセットは、ミドル付近からナロウなバレルになる。
キャメルに言わせると
「パーフェクトじゃないけどまぁまぁいいかんじ」
らしい。


さっそく準備して河口付近のチャンネルからパドル開始。
すんなりゲットアウトできる。
しかしいざピーク付近に差し掛かると、とてもじゃないが出る幕なし。
はっきり言ってエキスパートセッションだ。
至近距離で見るそのライディングはまるでビデオでも見ているかのようだ。
とはいえ、このまま帰るわけにもいかない。
何本めかの波で思い切ってテイクオフ。
結果、波に捲かれてワイプアウト。
海底が見えないので気付かなかったが、けっこう浅いリーフでブレイクしているらしくスープのパワーがハンパない。
波に捲かれながら腕、手のひらを海底のリーフにヒットした。
しかもなかなか海面に上がれずもがいた結果、踵までリーフに当たった。
結局すごすごとピークから離脱。
やや離れたサブブレイクでおこぼれを待つことにした。
メインブレイクほどひんぱんには割れないが、たまに肩ぐらいの波が来る。
テイクオフして、2ターンぐらいでするとホレあがるが、びびってプルアウトする。
そんなかんじを2本ぐらいで終了。
チキンなオレ。
ワルンに戻ってから気づいたが、リーフにヒットしたところが血だらけになっている。
腕は擦り傷程度だが、左手の指先4本と踵がぱっくり割れている。
キャメルがワルンで働く友達に言ってライムを持って来てくれた。
傷口をライムで消毒するという。
傷口にカットされたライムを擦り込まれた途端、思わず悲鳴をあげた!
これがオレのクラマスデビュー。
はぁ情けねぇ~。

その後、ビンタンビールで喉を潤し、エキスパートセッションを丘から眺める。
ポイントにはバリニーズも入ったようで、さらにハイレベルなセッション。
エアーは当たり前、360まで飛び出す。


キャメルに
「もう1ラウンド行く?」
と言われたが、
「ギブアップ」
だ。

だがいい思い出になった。
リベンジできるのはいつの日かわからない。
むしろ一生リベンジできない可能性の方が高い。
でもいい。
またいつかチャレンジする日を夢見て波乗りを続けるのさ。
to be continued...