波乗りだって毎日行くぜ!
と意気込んでみたものの、なんだかホテル前のビーチはなんか静か。

まぁコシ~ハラぐらいの波は来るものの、普段のバリから考えると、ほぼフラット。
「千葉かよっ!」
と思わずツッコミ入れた。
しかし、バリでの初乗りにはいいウォーミングアップになる。
この先もほぼ毎日海に入れるし、もうすぐ大潮だし、そのうちイヤでもサイズアップすることは間違いないし。
さっそく海に入る。
水はかなり温かい。
たまに来るハラ前後のセットはノーストレス。
メロウだ~。
同じポイントに入ってた日本人に挨拶する。
話をしてみるとバリでダイビングのガイドをしながら2年ぐらい住んでる人らしい。
「久しぶりの休みで波乗りしに来たのに、今日はどフラットっすね」
と言ってた。
おっさんのオレにとってはイージーで嬉しいが、若い彼には物足りないのだろう。
「今年のバリって異常気象なんですよね?」
と聞くと
「ダイビングやってるからわかるんですけど、今年はめちゃめちゃ海水温高いっすね。8月とか乾季の真っ只中なのにすごい雨降ったんすよ。日本はどうでした?」
「今年の夏はハンパねぇ暑かったよ~」
などと会話を交わす。
メロウな波、何時でも入っていられそうな温かい海、流れる雲と降り注ぐ太陽、時々スコール…。
あぁオレいま幸せだ。
午後はホテルのプールに戻ってまったりんぐ。


翌朝も飯食ってホテル前のビーチへ。
前日までメロウだった波がいきなり頭オーバーにサイズアップしてる。
しかもダンパー気味。
「コレだよ、コレでこそバリだよ」
とか思ったはいいが、超速いブレイクになかなかついていけない。
テイクオフはできるがすぐにスープに捕まってしまう。
周りを見ているとやはり巧い人は、イナズマみたいなアップスンでクローズアウトしそうなセクションをかっ飛び、ショルダーの張るところに到達すると深いボトムターンから、リッピングやエアを繰り出す。
そうでもない人はテイクオフしてすぐにワイプアウト。
言うまでもなくオレは後者の部類だ。
だからと言って楽しくない訳じゃない。
ずっコケても、波に巻かれても、楽しくて仕方ない。
この日は、昼からクロボカン、スミニャックと街歩きする計画だ。
まずは、タクシーでクロボカンの小汚いパサール(市場)に向かい、ワルン・バリという店のナシ・チャンプルを食べに行く。

英語すら通じないロコ仕様の店で、メニューもない。
指を二本示すとナシ・チャンプルが2つ出てくる。

ナシ・チャンプルはご飯にいろいろな具が乗っかったもので、ご飯と混ぜながら食すローカルフードだ。
上品な味ではないが、コレがなんとも美味い。
めちゃめちゃ辛い具も乗っているので、これにビンタンビールがまた合う。
ただし地元の人でナシ・チャンプル食べながらビールを飲む人は皆無だ。
たいがい甘いジュースを瓶にストロー差して飲んでいる。
ビールを頼んだら、ビールにもストロー差そうとしてたぐらいだ。
食後は、通りを歩きながらめぼしい店にちょいちょい入る。
このクロボカンからスミニャック界隈は家具や雑貨の店が多く、我が家ではバリに来たら必ずこの通りを一巡りして買い物をする。

去年は、アタ製のバスケットを一つ購入したが、今回も違うタイプのアタ製品がほしいと思いめぼしいお店をぷらぷらする。
いくつかお店を廻った結果、アタ製品の有名店ASHITABAでオーバル型の三段バスケットとショルダーバッグを購入。
ここの製品は、他よりちょっとお高めだがクオリティも高いので安心。
うちの奥から
「女子かよっ!」
とツッコミ入るが気にしな~い。
その後、スミニャックのビンタンマーケットで小物を買ってさぁ帰ろーってところで雨がポツポツ。
これは来るなと判断してカフェでお茶することにした。
たちまち土砂降りのスコール。
30分ほどまったりしてると案の定、降り止んだ。

雨上がりの街をしばらく歩いて、ダブルシックスのビーチに出る。
素晴らしい開放感。

ロータイドの海は波乗りする人もまばら。
スミニャックからレギャンまでの静かなビーチ。
裸足になって波打ち際をゆっくり歩く。
to be continued...