ちゃくんデスニコニコ

実家のキッチンで
たまってたお皿やらコップやら
片付けていたら
実家に住み着いている外ネコが
やけにニャーニャー鳴いている

エサ箱が空なのかと思い見に行くと
ネコのエサ箱に

スズメのエサがたんまり

ニヤニヤ…💧

そりゃ鳴くわな


母と暮らしている弟が先日
食事のとき母の前に
ジュースとポン酢を置いたら

迷わずポン酢を飲んだそうな

ポーン笑い


そういうわけでここのところ 
介護度上げて更なる公的支援を受けるための
手続きすすめてるんだけど

当の本人いかんせん
体はすこぶる健康なので
かかりつけ医がいないのね

手続きにはdoctorの意見書が要るんだけど

おーい
意見書、書いてくれるdoctorやーい
あんぐり気づき

あれこれ探し
市の医療センターでやっている
『在宅医療相談』とやら紹介され
市内の脳神経クリニックのdoctorに
たどり着いた

意見書書いてもらうにあたり
診察を、ということで
いよいよ診断名がついたというわけ

診断名が付くことに抵抗のあった弟も
付いてしまえば意外とすんなり受け入れて

当の本人には
詳しく説明していない
年相応の認知機能の低下なんだって
年だからしょうがないねって
それだけ

まぁ、いいことも悪いことも
忘れちゃうんだと思えば
ある意味本人はお幸せなのかもね

母が検査を受けてる間に
ナースと話をしながら
ふとナースの手元を見たら
多分、問診の時に母が書いたんだろう
『きょうをだいじにいきたいです』と
にょろにょろした字で書いてあって

鼻の奥がツーンとした

強情っパリで自分本意

本当はワタシ
母のこと苦手なんだ
若いときからずっと

苦手だけど

なぁ

悲しい

このごろはなんだかいつも心配事を探してる母
もはや心配事がないことが心配、みたいな勢いで

厳しいお父さんが死んで
もう居ないんだから
あとはのびのび気ままに生きてくれればいい
そう思ってたのに

そうもいかないらしい



子育てが一段落して
さあ自分の時間だ、と思ってたワタシ
その矢先
ままならんなぁ

やってあげたいことと
やってあげられることは
ちがうんだから、と

選別し
選んで段取りしたり
諦めたりするのもまたヒトシゴト

正直、今つかれてる

自分のことも母のことも
バランスとってうまくやりたいけど
何だかなにもかも下手くそで嫌になる

今は過渡期
なんだって過渡期ってのはこんなもんだ
きっとやり方はある
そうやって
自分で自分を叱咤しては

起きて支度して仕事に行き
仕事の前に母に電話

仕事して
帰って家事をして

それから眠るまでの
空いた時間

ネコとゴロゴロ
自分だけの時間に
自分を取り戻す儀式

ギターを弾きながら

そうしていても
ついつい母のことを考えてしまう

そんな今日このごろ


『誰もが安心してボケられる社会に』

どうにかならないもんかね