朝晩、ようやく秋の気配を感じるようになりましたね

「秋と云えば…読書」 あまりに安直ですが、本日は僕が今まで読んだ中で

1位、2位を争う傑作だと思う冒険スパイ小説をご紹介します♪

 

邦題は『雪の狼』

著者はグレン・ミード 1997年の日本冒険小説協会外国部門大賞受賞の作品です。

 


CIAによる、米ソ開戦の危機阻止のための作戦準備期間を描く上巻

下巻では実際”Snow Wolf”作戦(スターリン暗殺)の模様が描かれています。

主要な登場人物は…
CIAに雇われた狼と呼ばれる暗殺者、アレックス・スランスキー
収容所から脱走した薄幸の元ソヴィエト軍女性兵士、アンナ・ホレーワ
彼らを追う、KGB第二管理本部の少佐ユーリイ・ルーキン
作戦を指揮する、CIA対ソ工作部ミュンヘン支部長、ジェイク・マッシー


この4人が運命の糸に引き寄せられ、一気にクライマックスへ

 

スターリンの死亡には謎が多く、このような作品の内容に近い作戦が行わていた

としても、決して不思議ではないと思わせるだけのものはあります

 

ストーリー展開、プロットの構成なども秀逸で、一度読み始めたら読破するまで

絶対止まらないと思いますョ