表の通りや建物、ゆく人々を見て、その歴史を感じることも出来ますが
過去にあった物語を知ることによって、さらにその奥行きや臨場感が増します。
横濱が一番輝いていた時代
それは、昭和20年から昭和39年東京オリンピックまでのこと
進駐軍、パンパン、愚連隊、メリケン波止場、ナイトクラブ、ヒロポン…
最近では全く聞かない単語だらけですね
米兵と歩く日本人女性
現在では華やかでお洒落でカッコいい印象のある横浜ですが(言い過ぎ)
昭和の中頃までは、キケンな雰囲気が漂うちょっとダークな街…
伝説の酒場 根岸屋
そんな戦後の激動期、青春ど真ん中にいた方が、教科書には決して載らない
当時のリアルな日常をもとに横濱の様子を語っています
明日を夢見る事なく、したたかでそして逞しく生きてきた彼ら彼女らの
エネルギーを強く感じることが出来る1冊です。
(モノクロ画像は本書より)