1969年、SEIKO社が世界初の市販クオーツ腕時計
アストロンを発売してから半世紀以上が経ちます。
1978年11月製。この年代特有のデザインがgood
現役続投中の1本
今では安価なクオーツ式は100円ショップでも手に入りますが
当時は超画期的な腕時計としてスイスならびに欧米の機械式時計メーカー
に大きな打撃を与え市場を席捲しました
この出来事を多くの人が「クオーツ・ショック」と呼んでいます。
これからの季節はメタルブレスが良いですね♪
このモデルはクオーツ黎明期の”KING Quartz "
上位モデルには”GRAND Quartz”がありました。
当時のキャッチコピーがあまりにかっこいいので…
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正確に時をきざむ。
時計はそれでよいのではないか。
男の道具であることの条件。
いちに頑健であること。
かなり荒っぽく使ってもビクともせず、
使い込むほどに愛着のわくもの。
つぎに、
機能に徹してムダな飾りのないこと。
これみよがしの装飾は男はみやぶってしまうものだ。
時計でいえば、このセイコークオーツ。
たとえば、この秒針の動き。
何の迷いも感じさせない非情なばかりの規則正しさだ。
まるでカメラの「バサッ」というシャッター音にも通じる
小気味よさだ。
ときには冷徹ともいえるこの正確さ。
時計本来の姿はここにあるのではないだろうか。