こんにちは。最近XのフォロワーさんがNASCARストップモーションを作りたいとポストしている姿をちらほらと見かけるようになりました。私のユーチューブをご存知の方は見たことあるかもしれませんが、私も以前NASCARストップモーションのシリーズを作っていました。(働き始めてからなかなか出来てませんが)

 今回新たに始めるにあたって、自分がどんな撮り方をしてるかなと言うの共有できたらと思いこの記事を作ってみました。

 それでは、


  コースの作り方

 元々ストップモーションを始めたきっかけが「あまりもののプラレールをどうにか使う」ことだったので、プラレールの直線、曲線、1/2直線を組み合わせてウォールを作り、その下に画用紙を敷いてコースにしていました。ちなみに外のウォールはレールを2本縦に重ねておいています。
 コース全長は部屋のスペースにも依存しますが、自分は曲線×8、直線×10、1/2直線×2が外径になるくらいのものを標準にし、ショートトラックかスーパースピードウェイで形を変えてました。このへんはオーバルだと造形が楽なのでかなりやりやすいです。

  撮影方法

 今回改めて簡単なストップモーションをつくってみました。
写真に写ってるクルマはいつもより少なく見えますが、実際いつもちゃんと動かしてるのはこのくらいの台数です。あとの見えないクルマは、不自然な順位変動が起きないレベルでテキトーにガシャガシャと動かしてました(笑)


 いつもはこんな丁寧にはやりませんが、最初にレースの構想を練っておくのは結構大事です。特にクラッシュはぶっつけでやると不自然な動きになることもあるのでシミュレーションしとくのは非常に大事です。
 そんなに手をこまず、ぶ〜んガシャ~んって遊ぶくらいでいいんですけどね。やっておくやっておかないでは撮るときのイメージが全然変わります。

 続いて、撮影機材はNikonのCOOLPIX S3700、いわゆるコンデジです。これは最初に撮り始めた頃から変わってません。今はストップモーション専みたいな立ち位置になってます。

 撮り方としてはこんな感じ。プラレールの複線橋脚を繋げた特製の台にカメラを載せてます。レンズの出っ張りを使って斜めにするといい感じなのでずっとこの撮り方をしてます。高さ的にもこれがちょうどいいんですよね。


 撮影に入ります。自分の場合1回でうごかすのはタイヤ一回転分くらいで、上の2枚がちょうど一コマ分くらいですね。路面の切り替わりや後の箱は動いてないのでこの辺を参考にしていただければと思います。これを地道に続けて行きましょう。

 クラッシュの時は綿を使って煙を表現するのがかなりリアルですが、既に処分してたことに気づいたので今回はトイレットペーパーで代用。ちぎって丸めたり、あえて広めに使ったりとこれはこれで結構表現の幅があるなと思いました。

  編集

 私のお気に入りの編集ソフトはこちら。Windows Movie Makerです。純正では既に廃盤になってますが英語版であればダウンロードすることが可能です。大量の写真を一気に繋げるのが非常に楽なので、わざわざインストールして今でも愛用しています。
 写真を全選択してeditから一枚あたりの表示時間をいじればあっという間に写真たちがストップモーションに変わります。唯一の弱点は大量の写真を処理しようとすると大体失敗することですね。写真1フォルダで動画一つにまとめるくらいが適量です。
 私の場合はあとの編集も考えてグリーンランで1つ、コーション付近の動画で1つ次はまたグリーンラン分という分け方をしてました。
 その後は最強フリー動画編集ソフトの座をほしいままにしているゆっくりムービーメーカー4を使って仕上げをしています。(ぶっちゃけここが一番大変です)
 とはいえ動画の結合、実況や効果音、テロップの追加などはこのソフトだけで出来るので非常に重宝しています。(現状ユーチューブにアップしてる動画(ドライブ系除き)はほとんどこのソフトで編集しています。)

 これが終わればあとはアップロードするだけです!

 あとはやりやすいようにやっていただければと思います。私はちゃんとしたシリーズは当分作れそうにないので、新しいNASCARストップモーションを作成してくれる方の登場を心待ちにしています。


 ちなみに今回撮ったものはこんな感じです。

 最後に宣伝ですが(笑)、自分が作ったストップモーションのユーチューブものせておくので、ぜひ見てみてください。
 謎に異様な再生回数を誇るシーズン1のオールスターを載せておきます。



 ここまで長々としてましたが、ありがとうございました。