こんにちは。マーティンズビルのプレビューをしていきます。

  コース紹介

 バージニア州に位置するNASCARシーズン最短のオーバルです。一周0.526マイル、ターンのバンクは12度です。ブリストルに比べてストレートが長くターンがきつい形状で、ヘアピンカーブをひたすら曲がっているような感覚です。この形状がクリップに見えることからペーパークリップの愛称で親しまれています。
 インサイドが絶対的に有利なこのトラックはいつも接触が連発。例年どこかしらで因縁が残っています。今年もケンカが起きるかに注目しましょう。
 近年は春の開催は400周のレースに。ステージレンジは80-100-220。ワンツーはピット無しでいけますが、ステージ3はワンストップが必須となります。

  エントリーリスト

 37台が出場。確実な情報はありませんが、ブリストルなどでの活躍もあってかカズグラーラは今回も参戦する模様。コディウェアの出番はありませんでした。まだプラン途中とのことなのでしょうか。
 16にはジョシュ・ウィリアムズ、オープン枠として66デビッド・スターが出場します。

  News

SHRのゆく先は?

 ここ数年かつての勢いを失いつつあるSHR。今季も4台まとめて早いというシーンはまだまだ見ることができてないです。
 昨年いっぱいで二人のベテランが引退し、それに伴い多くのメジャースポンサーが抜けてしまったチームはトラック上のパフォーマンスだけでなく財政面においても体制縮小が噂される状況になってしまいました。
 チームはこの噂を否定してますが、トラックハウス、23XI,RFKと将来の体制拡大を想定したスポット参戦マシンを出場させるチームが増えている現状なので、SHRにを声かけるチームもあるかもしれません。

ディロン、成功を共にしたクルーチーフと再タッグ

 昨季から低迷が続く3ディロンですが、このタイミングでクルーチーフが交代することとなりました。昨季からクルーチーフを勤めていたキース・ロッデンに代わり、かつてディロンとタッグを組んでいたジャスティン・アレクサンダーが復帰。
 アレクサンダーは昨年からチーム全体のコンペティションディレクターを勤めてましたが、どうやら役割をスイッチする模様。ディロンとは2017〜2022の間(2019を除く)タッグを組み、デイトナ500を含む彼の通算全4勝をともにしています。
 ゴールデンタッグで低迷を脱するかに注目です。