こんにちは。2周続けてのスーパースピードウェイ。そんなアトランタのレースの様子をレビューしていきます。

  ハイライト

 フロントローのロガーノはテールエンドへ。そしてそのままパススルーのペナルティを受けるということで厳しいスタートになりました。

https://twitter.com/NASCAR/status/1761850116602818725?t=3_XjJBoow1cltx428tZ-Mw&s=19

 が、2周目に入ったところで38ギリランドが失速。煽りを食らった3ディロンがスピンし後方はグシャグシャに。いきなりのビッグワンです。ロガーノはピットレーンでこれを回避し、リードラップで復帰。一番得をしました。


 グリーンに戻ってからは5と8,二人のカイルが抜きつ抜かれつアグレッシブにリーダーを争います。が、しばらくしないうちに17ブッシャーがスピン。タイヤっぽい感じでした。


 残り10周でもコーションが発生し、ワンラップシュートアウトとなったステージ1は34マクドウェルが制しました。

 https://twitter.com/NASCAR/status/1761863527596253368?t=dDqwRlP8DaYHMAkXvxu3jw&s=19 

 

 ステージ2は比較的大人しい展開。アンダーグリーンでのピットサイクルもあり、ファイナルラップのクラッシュを除いてはノーコーションのクリーンレースになりました。そんなステージ2を制したのは2シンドリック。https://twitter.com/NASCAR/status/1761878510904254929?t=-jUh4lOING_O3RwCYFAfUg&s=19


 ステージ3も途中クラッシュなどがありながら最終盤へ。残り10周付近の4ベリー、77ホセバーのアクシデントでコーション発生。レースは超スプリントの展開になりました。

https://twitter.com/NASCAR/status/1761912547794366886?t=T1VEz-gRJWCXCPqfygdGTg&s=19


 そしてファイナルラップ。ターン3でリーダーブレイニーに対して8ブッシュがアウトから仕掛けていきます。そしてさらにその外側には99スアレス。ターン4を抜けて3台横並びのままチェッカーフラッグ。勝ったのは99スアレスでした。

 その差は何と0.003秒で歴代3位のクロースフィニッシュ。そして1~3位の差で言うと0.007秒で歴代最小。映画カーズの冒頭を彷彿とさせる終わり方になりました。

https://twitter.com/NASCAR/status/1762176321277333649?t=TAAF23mNoe-U15OdbJHKtQ&s=19


 スアレスは一昨年のソノマ以来のキャリア2勝目。そして、モントーヤ辺りから言われ続けほぼ全員が忘れていたであろう、現代NASCARにおいて初の外国人オーバルウィナーとなりました。

 昨年は悔しい1年だっただけに今年は幸先のいいスタートとなりました。勢いをつけていってもらいたいところですね。


  結果・5連単結果

1  3 ディロン        22位

2 24 バイロン    17位

3 12 ブレイニー 2位△

4 8 ブッシュ    3位△

5 22 ロガーノ  28位


 最終リザルトはこのような結果。予想としてはブレイニーカイルが惜しかったところでした。ようやく兆しが見えてきたので次のレースもうまくいって欲しい所です。


  Driver of the Day Except the Winner

 今日はこの人。38ギリランドです。ここまで2年のキャリアで得たラップロードを大幅に上回る58周をリードし、レースでの最多リードラップも獲得。終盤まで優勝争いに絡み続ける活躍を見せました。最終的には26位と残念な形になりましたが、勢いをつけるいいレースになったのではないでしょうか。
 つぎもがんばってほしいところです。