こんにちは。デイトナを終えて次はどこかと言うと、またもスーパースピードウェイ。魔改造を受けたアトランタです。

 マシン差がでにくいこのレースを制すのは誰なのか?そんなレースのプレビューをしていきます。

  コース紹介

 1周1.5マイルながら、ターンのバンク28度という魔改造を受けたアトランタモータースピードウェイ。だんだん路面が荒れてきてますが、中々面白い展開がいつも展開されています。
 一方で抜きづらさも垣間見えるようになってきました。タイヤが新しいうちはイン側も機能しますが、そのタイヤの消耗も考えるとアウト側がかなり有利な現状。10周もするとシングルファイルになるような展開が目立ってきました。
 トラックポジションとタイヤライフがキーになると思って頂けると面白く見れるのではないでしょうか。デイトナとはまた違ったレースになってきます。
 ステージは60-100-100の260周で計400マイル。フューエルウィンドウは60〜65というところ。ピット入口がターン3入口辺りに設定されていて、ロスが他のトラックに比べてかなり大きいのでピットタイミングには気をつける必要があります。

  エントリーリスト

 今回は37台がエントリー。唯一のオープンチームは78マクラウドです。デイトナでの雪辱を晴らしてもらいたいところ。
 その他のノーダブルな人は15にグラーラ、16にジョシュ・ウィリアムズの二人。ジョシュ・ウィリアムズは昨年ブレイクのきっかけとなったアトランタで今季初出場。どんな走りをしてくれるかに注目です。

  ニュース

500ウィナーは引っ張りだこ

 デイトナ500優勝者は翌週いっぱい引っ張りだこになることで有名ですが、バイロンも例外ではありません。翌日には既にニューヨーク入りしメディアセッションを開始。街なかのディスプレイに映る姿も印象的です。

ドライバー達、デイトナの燃費レースに不満

 今年のデイトナ500のステージ1は6周目にクラッシュが発生しコーション発生。フューエルウィンドウが45周前後にもかかわらず、ここでピットした面々も50周のグリーンランを強いられる事になりました。
 これによりステージ1は燃費セーブを強いられる展開に。パックのスピードも普段より20マイル程遅いスローな展開になりました。見てる側としては結構面白かったですが、ドライバー達は不満をあらわに。
 やはりデイトナに来たらみんなパックレースをしたいようです。特にチャステインやウォレスらの若手を中心に声を上げていたほか、デールJr.もステージレンジを変えてみたら?と意見するなど今週一番の話題になりました。(別に昔からコーションのタイミング次第で燃費レースになることはあったので仕方ないのかなとちょっと思ってたり)
 個人的にはステージを80/80/40とかにすればほぼ燃費の心配は無いし最後にスプリントを楽しめるのかなと思いますが、この辺りは人によって感覚が違うかもですね。皆さんはいかがでしょうか。
 

  予選

  ポールを獲得したのは34マクドウェル。キャリア初のポールです。もう一台は22ロガーノと、先週と全く同じ顔ぶれのフロントロウに。トップ10もフォード+リチャードチルドレスという感じの面々で全体的にデイトナと似たような予選になりました。

 タイム差的には上位25台がコンマ5秒に収まる大接戦。1秒以上遅れたのは下位の3人のみです。最下位の43ジョーンズは大ルースを起こしてアクセルをリフトしてるので仕方ないですがチームメイトの42ネメチェックもよろしくないのが心配なところ。ジョーンズの動きを見る限りセットアップは決まってない様に見えました。この辺りはプラクティスが無いことが影響してそうです。決勝も大変でしょうが頑張ってほしいです。

 トラックポジションが展開を大きく左右するトラックなので、上位勢はこの予選を上手く使えるかに決勝のレース展開が懸かっています。




  5連単予想

1 3 ディロン

2 24 バイロン

3 12 ブレイニー

4 8 ブッシュ

5 22 ロガーノ


 こんな予想で行きます。ディロンは予選10位のタイムを記録できてるのでがんばってもらいたいところ。