こんにちは。今年のデイトナ500予選が終わったので、デュエルの前にどんな感じか見ていこうと思います。
ラウンド2進出ドライバー
ラウンド2に出場したのは以下の10人
22 ロガーノ ペンスキーフォード
5 ラーソン ヘンドリックシボレー
3 ディロン リチャードチルドレスシボレー
24 バイロン ヘンドリックシボレー
9 エリオット ヘンドリックシボレー
34 マクドウェル フロントロウフォード(ペンスキー勢力)
2 シンドリック ペンスキーフォード
8 ブッシュ リチャードチルドレスシボレー
1 チャステイン トラックハウスシボレー(チルドレス勢力)
21 バートン ウッドブラザーズフォード(ペンスキー勢力)
見てみるとペンスキー勢力4台、ヘンドリックとチルドレスが3台ずつという感じ。シボレー勢はいつもどおりの強さでそこにペンスキーが加わったというところ。
以降はフォードとシボレーがバランスよく埋めていっていますが、一方のトヨタ勢は最上位が22位の43ジョーンズ。アベレージは30.6とだいぶ宜しくない結果になりました。
決勝で安定するようにタイトめにセッティングすると予選が遅くなるという面があり、決勝になればそんなに遅くないというケースが多いのですがここまで後ろに固まるとちょっと心配ですね。最も元々デイトナの予選でトヨタが速いというイメージはないので、そういう意味ではいつもどおりかもしれません。
フロントロー
タイムアタックの結果見事にポールを獲得したのは22ロガーノ、フロントローのもう一台はフロントローモータースポーツの34マクドウェルが入りました。黄色い二人のフロントローです。
フォード、ペンスキー組のワンツーとなりました。アライアンス先をペンスキーにスイッチしたフロントローにとっては幸先の良いシーズンスタートになりましたね。
近年のデイトナ500予選はシボレー、特にヘンドリックが絶対的に強く、ヘンドリック以外のポールは20年のステンハウス(ヘンドリックエンジン以外だと14年のディロン)以来。フロントロウにシボレーがいないデイトナ500は2012年のエドワーズとビッフルのラウシュフェンウェイ独占時以来となります。最近の流れとしてはヘンドリックが予選上位を占めて決勝で全滅ということが多いので、ある意味ヘンドリックにとっては良い展開なのでは無いでしょうか。