こんにちは。いよいよ今年もNASCARが始まります。最初を飾るのはロサンゼルスで行われるブッシュクラッシュ。どんなレースになるのか楽しみですが、その前にプレビューをやっていきます。

  コース紹介

 カリフォルニア州南部、ロサンゼルスに位置する競技場です。1984年のロサンゼルスオリンピックのために造られたこのスタジアムは、役目を終えた後もアメフトの試合等で使われてきていました。何を考えたのかNASCARはここを鋪装するというアイデアを出し、昨年のブッシュクラッシュで実現させました。
 一周は0.25マイル(約400メートル)のトラックは、ヘアピン2つを短いストレートで挟むような設計。弐年やって2年とも接触連発の熱いレースが展開されてきました。
 今季は3年契約の最終年。個人的には来年以降もここでやって欲しいので、みんなが契約延長を望むようなアツいレースになることを期待してます。

  レースフォーマット



 ダートオーバルレースを見ている人以外にとっては非常にとっつきにくいフォーマットですね。アメリカのレースらしくてとても好きですが笑

 流れとしては①プラクティス→②4グループでの予選レース→③敗者復活レース→⑤決勝
 という動きです。

①プラクティスは文字通りそのまんまですが、3つあるセッションのうち3つ目が予選タイムアタックも兼ねるような形式。トップタイムがヒート1,2位がヒート2、3位がヒート3、4位がヒート4、5位がヒート1。と順番に振り分けをしていきます。

②ヒートレース。
 予選レースという言い方が一番わかり易いでしょう。①の順位で振り分けた4つのグループがそれぞれ25周のレースを戦います。各レースの上位5人。計20人がこのヒートレースで決勝進出を決めることになります。

③Last Chance Qualify (LCQ)
 よくいう敗者復活戦ってやつです。LCQと略称で呼ばれることが大半なので覚えておくと楽ですね。4つのヒートレースで決勝進出を決めれなかった人たちの最後の戦いです。
 75周で争われ、上位二人が決勝進出を果たす形。かつてのオールスターオープンのような感じですね。台数は1番多いのに枠は少ない。そんな状況なのでアグレッシブなバトルが期待できるセッションです。

④最後の一枠
 上で書きませんでしたが、決勝進出を逃したドライバーの中で昨季ポイント最上位のドライバーは最後の一枠として決勝に出れます。この枠を足した合計23人が決勝を戦います。

⑤決勝
 23人による150周の戦い。75周で一旦ハーフタイムブレイクを挟む形になります。肉弾戦を根性で制したドライバーが勝利を手にすることになります。ちなみにヒートレースから共通でコーションラップはカウントされません。
 ここまでの流れを掴めれば、大抵のダートオーバルレースのルールはつかめてるも同然。ルールがネックで見てなかった方は是非ミジェットやレイトモデルのレースを見てみてください。

  5連単予想

 恒例の5連単予想は今年もやっていきます。


1 3 ディロン

2 9 エリオット

3 17 ブッシャー

4 43  ジョーンズ

5 19  MTJ


 この予想でいきたいとおもいます。ここ2年は2勝ずつ。今年はもうちょっと優勝当選を増やしたい所です。