こんにちは。チーム紹介最後は、私の推しメーカーフォードです。 新型マスタング、ダークホースを発表しこの世の終わりまでV8マスタングを作り続けると宣言した漢の中の漢のメーカー。そんなフォードのチーム達を紹介していきます。

  TEAM PENSKE

 チャンピオンチームのペンスキーです。20-21年はヘンドリックが2年連続チャンピオンとなり、その後はペンスキーが22年に22ロガーノ、23年に12ブレイニーと2年連続チャンピオン。最近は2年連続チャンピオンがトレンドになってますね。
 昨年は2年目の2シンドリックが安定性に書ける部分があった点。チーム全体として浮き沈みがありだめな時は三人揃って20番手台半ばに沈むことがあった点が気になりました。今年はこのあたりが改善すれば全盛期の勢いを取り戻すのではないのでしょうか。

 チーム内での体制に大きな変更はありませんでしたが、今季からフロントロウモータースポーツと提携を組むことに。ウッドブラザーズのみをサテライトにしていたペンスキーとしては、データ面で大きなゲインになるかと思います。どういった感じになるかに注目したい所です。


  Wood Brothers Racing

 1950年創立のNASCAR最古参チーム。ウッドブラザーズレーシングです。アーンハートの3, ペティの43とともにこのチームの21はNASCAR界の中でもかなりアイコニックな存在になりました。 
 Gen4世代辺りから低迷していましたが、2016年よりペンスキー傘下となり復活。2017年には久々の優勝を挙げましたがそれ以降はパッとしない成績に。
 一昨年のルーキーバートンが今年もドライブしますが、そろそろ目立った活躍をしたいところ。本人も自身の状況がかなり危ないことを認識してるコメントをシーズン前のインタビューで残していました。頑張ってほしいです。

  Front Row Motorsports

 ボブ・ジェンキンス氏率いるチームです。もともとスーパースピードウェイで速いチームでしたが、マクドウェル加入後に覚醒。ロードコースをはじめ普通のオーバルでもトップ10争いに絡んでくる立派な中団チームになりました。
 昨年はトラックシリーズで活躍した若手スミスと元々フル参戦予定のギリランドの起用で難しい面がありましたが、今年はスミスが離脱し34マクドウェル、38ギリランドの体制で固まりました。
 また、今季からは提携するチームをラッシュからペンスキーにスイッチ。これもどう働くかに注目です。

  Stewart Haas Racing

 3度のカップシリーズチャンピオントニー・スチュワートと、工作機械メーカーHAASのオーナージーン・ハース氏が営むチームです。F1ファンの方には1番馴染みのあるチームかもしれませんね。
 今季は体制を大きく変更。というか引退したベテランの穴を若手で埋めたかたち。4ハービックの代わりにベリー、10アルミローラに代わりグレイグソンが加入しました。あと2台は変わらず14ブリスコー、41プリース。
 4年目のブリスコーが1番の古株というフレッシュな体制ですが、チームはここ数年低迷。スポンサー流出も激しく心配なところです。(10年程前のラウシュを思い起こします)
 意地で4台をKEEPしたのは素晴らしいところ。新加入の二人のポテンシャルは非常に高いので、復活に期待したいところ。

  Rick Ware Racing

 長年バックマーカーの最後方でレースしてきたリック・ウェアレーシング。ここ数年は非常に真面目にレースに取り組みリードラップフィニッシュも増えました。
 しかしながら51番は昨年で3年連続ワースト3入りを記録しチャーター枠没収の要件を満たしました。対策としてなのかジャスティン・ヘイリーを今季は51番に起用。RFKとの提携も含め真面目に取り組む姿と評価されチャーター枠を確保しました。
 もう1台は暴行容疑が不起訴になったコディ・ウェア、若手グラーラらがシェアすることに。デイトナ500のドライバーは未だ未定。カスター、ニューマンあたりな気がしますが楽しみですね。
 今季からは長年ラウシュのパートナーだったFRMがペンスキーと新たに提携を組むことに。これによりラウシュの一番弟子的なところになります。昨年以上にデータ共有等が増えると思われるのでもしかしたらバックマーカーを卒業するかも?
 そのあたりも含めて楽しみにしましょう。

  RFK Racing

 昨年復活を果たしたフォードのエースチーム。ラウシュ・フェンウェイ・ケセロウスキー・レーシングです。若手17ブッシャーが3勝を記録。オーナーの6ケセロウスキーも未勝利だったものの、ブッシャーを援護し続けた他堅実にポイントを獲得。両者ともにプレイオフを争いました。昨季最も安定感があったチームと言っても過言ではありません。
 今季はフル参戦2台の体制に変わりはありませんが、今流行りのスポット参戦枠「STAGE60」を始動。デイトナ500に2011年以来13年ぶりのチーム復帰となるデビッド・レーガンを起用し3台体制で2012年以来の優勝を目指す事となりました。スポンサー不足で彼を放出したところから低迷を始めたラウシュ。そんな彼を取り戻したことはある意味長年の低迷からの脱出からの象徴とも取れるでしょう。
 よく言う2年目のジンクスになりかねない今シーズン。そんなことを言わせないような活躍でチャンピオン争いに絡んでくれることを期待したいです。あとジョー・ギブスにほぼほぼ持っていかれたであろうラッシュファンが増えることにも期待です。