こんにちは。今回はシボレーのチーム達をかる〜く紹介していきます。

  Richard Childress Racing

 シボレー勢で最初に紹介するのは、リチャードチルドレス氏率いるリチャードチルドレスレーシングです。
 体制としては昨年から変わらず、しれっと勝つ男3ディロンと因縁の8番に乗ることになったカイル・ブッシュ。
 気がつくと20年以上前にチームを支えていたチルドレス家とアーンハート家に支配されきっている状態に。カイルがいることが唯一外様要素というところ。(ナンバーはジュニア譲りの8番目ですが、、、)
 昨季はカイルが3勝を挙げたものの、序盤で勢いが止まってしまって印象。ディロンも不幸が続き苦しい一年になりました。
  とはいえ3勝を挙げれる実力があるチームであることに変わりはありません。今季は二人で一緒に上がってくることを期待したいですね。

  Hendrick Motorsports

 シボレーの絶対的エースチーム。ヘンドリックモータースポーツです。今オフは特に体制変更等はなく、2021年チャンピオン5ラーソン、2020年チャンピオン9エリオット、昨季6勝の24バイロン、48を次ぐ男ボウマンの4人体制です。
 マシンのパフォーマンスは例年通りどこかでズルをしてることを疑われるレベルで高く、ラーソンとバイロンの二人がファイナル4に残る強さを見せました。
 一方、その強さの中で残りの二人は未勝利&プレイオフ落ちで終わってしまいました。実力は十分にある二人なので今季は挽回してもらいたいところですね。

  Trackhouse Racing

 ヒップホップ歌手ピット・ブルと、ナショナルシリーズ優勝もあるジャスティン・マークス氏が立ち上げた2021年誕生の若いチームです。実態は名門ガナッシの後釜であり一年目から存在感を見せていました。
 ガナッシはヘンドリック系でしたが、トラックハウスはRCR系の所とやり取りするケースが多く、どっち派閥なのかがわからない点が特徴(わかる方いたら教えて下さい)。一応両陣営共に今は提携してるから別になんでもいいということなのでしょうか。
 ドライバーはやらかし男1チャステインとメキシコ人ドライバー99スアレスで変わらず。昨年はいまいちインパクトに欠け、飛び込みゲストのSVGに話を持っていかれたので、今年はまたインパクトを残してもらいたい所です。

  Kaulig Racing

 実業家マットコウリグ氏が率いるチーム。xfinityでは毎年チャンピオン争いに絡む名門で、一昨年から本格的にカップ参戦をしてきました。
 今季は16アルメンディンガーが主戦場をxfinityに変更。デイトナ500(と恐らくロードコース)はアルメンディンガーですが、その他はまだ未定です。(ジョシュ・ウィリアムズが乗ることになりましたね)シートを失ったタイディロンが乗る噂が流れています。31はxfinityからヘムリックが昇格。二〇二〇年に一年だけでクビになるなんとも可哀想なカップ人生でしたが再びチャンスが回ってきました。
 xfinityでの走りをカップでも見せてくるかに期待したいです。

  Spire Motorsports

 こちらもGen7での活躍を目指して生まれていたチームです。7ラジョイが孤軍奮闘するシーンが目立った昨年でしたが、今季は77にホセバー、増車の71にゼイン・スミスとトラックシリーズで速さを見せたドライバーを起用。また、トラックハウスとの提携も始めたため戦力アップは確実かというところ。
 スーパースピードウェイではチャンスがあるシーンも垣間見えていたので、初優勝ができるかに期待したいところ。

  JTG Daugherty Racing

 昨年のデイトナ500ウィナー、JTGドアティレーシングです。体制は変わらずステンハウスとマイク・ケリーのコンビ。
 ヘンドリックと提携してるチームですが、人員のやりくりに関しては設立時の関係性からフォードのラッシュとやりとしている不思議なチームです。
 昨年はデイトナ優勝の勢いから上位を走るシーンも多く、ポイントでも文句ない形でプレイオフに進出。が、後半から露骨にスピードが落ち後方に下がるシーンが多く見受けられました。
 このあたりがチーム力といったところでしょうか。一発のスピードを出せる力があるだけに、どこまで持たすことができるかに今季は注目です。