こんにちは。

 今回は私がGT7で参戦しているTurn29 MotorsportsのeNASCARシリーズについての記事です。今まで一緒に走ったことのあるドライバーたちについて、紹介も込みでどんなイメージなのかなというのを書いていこうと思います。

  29 Era Harvick JDA ERA-Raffica

 まずはこのチームのNASCAR部門のボス。エラさんです。エントリー名の通りケビン・ハービック、そしてトニー御大の大ファンの方です。生粋のNASCARファン枠と言っていいでしょう。
 接触上等のアグレッシブな走りを持ち味としていますが、NASCARでよく見る程度のバンプが多く動きを予想しやすい存在でもあります。1番気を使わず信頼してハードなレースができるドライバーですね。また、ロード、オーバルともに私と同じくらいのペースのことが多いので結構いつも近くにいるイメージです(笑)
 シリーズ内ではJDA ERA- Raffica Racingオーナーとしてチームを率いています。(今年からSHRの名が消えたのは少し寂しいですが)個性的な面々を率いてタイトル争いに絡んでくるのは間違いないでしょう。

  2 Daniil Lycoyat JDA ERA-Raffica

 参戦2年目のドライバーです。昨年はトヨタから参戦。シリーズ中参戦されない期間もありましたが、レースに出場された際は存在感を見せていました。
 ロードコース系出身で、ロードコースでの優勝が期待されます。また、今季はEra Rafficaとして参戦。体制も整った中でチームプレイ等が見られるのかも注目です。

  24 Josh PATRICK Byron JDA ERA-Raffica

 Turn29随一のストリート系レーサーです。オーナーのえらさんと親交も深く、良いチームメイトとしてシリーズに参戦し続けています。オーバル、ロードコース共に速く、調子がいい日は誰も追いつけないようなパフォーマンスも見せます。
 シーズン1で2勝を挙げましたが、それ以降は落ち着いてしまっているところ。久々の優勝に期待ですね。

  7 Polygon Aston Machan Racing alliance of ERR

 VTuberをされてる方で、声とアストンマーチャンの存在感が非常に個性的なポリゴン選手。アキ・パストラーナ選手(後述)と並ぶ2大クリーンレーサー。性格も非常に温厚でフェアな方ですが、荒れ狂ったレースでは感情的になることも。
 フォーミュラ系を中心にモータースポーツ全般を扱っているのもありロードコースではかなり脅威。オーバルでも上位に顔を出すシーンがあり、今季は初優勝が期待されます。
 これを書く時に気づいたのですが、いつの間にかエラレーシングと提携を組んでいます。一枚岩で無いとはいえ、4人とも強力なので、今年はチームとしても注目です。

  78 Martin Harux Jr. Super Aguri 

 昨年から参戦のロードコース、というよりグランツーリスモスペシャリストというところでしょうか。国体に出場されるレベルの実力の持ち主で、ロードコースでは絶対的な速さを誇ります。
 オーバルへの適応も早く、ブルームーンで早々に優勝争いに絡むと翌戦のノーザンアイルで優勝。更に後半に行くにつれて速さを見せるようになりました。
 アグリはチーム全体として若く、ガチでGTに取り組んでいるドライバーが揃っているため生半可な腕では勝てません。今季も要注意です。

  23 Aki Pastrana Super Aguri

 スーパーアグリのダブルエースと言っても良い存在ですね。実力はほぼ同じです。ハルさん同様オーバルにも早々に適応し、ブルームーンでは当時物議を醸したカール・エドワーズムーブに敗れるも、優勝まであと一歩のところまで迫りました。
 その後きっちり優勝を上げファイナル4にも進出。オーナーが凶暴化する中クリーンレースを続ける姿に、個人的に感服していました。レース中1番リスペクトしてたのは彼ですね。
 今季も昨季同様手強い相手に変わりないので、抜かり無く挑んでいきたいと思います。

  77 Kevin Vline

 Turn29カート部門の長です。司令塔的なキャラクターのどらいばーで、なんとなくいい感じの所にいるポジションどりやチームワークを意識した走りが特徴。今シーズンは正式にアグリのメンバーとなり、非常に怖い存在となりました。
 超トップクラスのドライバー達が揃うチームですが、オーバルでの経験は1番豊富。情報伝達力が高いだけにチームメイトたちも更にオーバルで速くなってきそうです。個人としてもどんな色を見せてくるかに注目ですね。

  32 Aki Chastain Alena Motorsports

 私のYoutubeの超古参視聴者様です。いつもお世話になっております。このシリーズ以外でもレースしたことが多く、手の内は知れた仲。NASCARファン歴も私より長く、オーバルの経験も豊富です。
 デビュー戦から名前の由来のチャステインが披露した壁走り、通称チャスりをレース中に行い波乱を起こしました。(まあ禁止になりましたけどね笑)
 速さはあるもののタイミングに恵まれず未だ未勝利。今季はクセの強いチームメイトを従えながらの初優勝が期待されます。

  35 Kyle Toto Busch Alena Motorsports

 昨年のルーキー。今季はシボレーから参戦します。オーナーのチャスとは昨年から因縁がありましたが、謎の腐れ縁でチームメイトに。
 かなりのレイトブレーキの使い手で、一部問題児と呼ぶドライバーも、、、イラッときた時は番号で呼ぶクセがありましたが、結構やった記憶があります。
 とはいえ、全体的なペースとしては速く他者との接触が減れば必然的に優勝争いに絡んでくるのかなというところ。新体制となった今季に期待です。

  15 Mikkael Kurititensen project 23R

 ディフェンディングチャンピオンです。昨季はフル参戦が叶わない状況ながら、出場レースで卓越した安定性を見せてチャンピオンに輝きました。
 アクシデントだらけだった自分としては見習いたいところですね。オーバル、ロード関わらず速さはありいつ優勝してもおかしくないドライバー。
 シリーズ戦では未だ未勝利なので、今季はレース初優勝を目指したい所です。また、チームとしては今季スラッジ選手をチームメイトに迎えます。どういったパフォーマンスになるか注目です。

  41 Sludge project 23R

 今季から参戦のルーキーですが、既に2回レースしてるのでその印象を。スノーとデイトナではありますが、スピードはトップレベルで全然やり合っている印象。
 また、みっかさんとの連携をする姿も垣間見え、コルベットのパフォーマンスも含め脅威になるのかなというところ。まだまだ素性は分かりませんが、デイトナUSAのマシンがビクトリーレーンに来る日は近いのかなと思います。

  97 AD Allmendinger  Hololive Racing

 シーズン1で私と王者を争った相手、AD選手です。ホロライブのキャラクター(って言うと怒られるのかな、すいませんこの辺疎いもんで)を纏って走られます。
 戦略のADの愛称でお馴染みで、逆張りピット戦略を駆使してトラックポジションを上げてくるのが特徴ですね。得意なコースでは不利な消耗状況でもトップ争いに絡み続けるので、非常に手強い相手。昨年は未勝利でしたが、今季は消耗面が有利なトヨタに移籍とのこと。また新たな戦略を練ってくるのではないのでしょうか。

  Sora Betsu Penske Racing

 名門ペンスキー、そしてダッヂがこのシリーズに参戦。マスタージャーを駆るのはソラベツ選手です。昨季はトトブッシュ選手の勧誘からチームメイトして参戦。しかしながら、オーナーが急遽チームクローズを宣言。混乱の中で抜群の技術を見せ、マスタングをチャージャーに仕立て上げました。
 ルーキーの昨年は苦戦しつつでしたが、目立つシーンもありました。今季は優勝を目指して頑張ってもらいたいところです。

  6 Haung Rin Dow Roush Racing

 御馴染みラウシュ伝統の6番に乗るのはリンドウさんです。昨季は得意のドリフトコントロールを活かして、ダートレースで優勝。さらに最終戦では終盤常に優勝争いに絡むスピードを見せてくれました。
 アクシデントだらけで不甲斐ないオーナーの代わりに活躍して頂きありがとうございます。
 ただ、優勝のタイミングが後半だったのでプレイオフ進出は逃していた事が非常に惜しいなというところでした。今季は序盤に勝ってぜひプレイオフに行ってほしいところ。
 あと、昨年の6番はケセロウスキー関連でペンスキー枠でしたが、今年はガッツリラウシュ色で行きます。

  17 Velocealto Buescher Roush Racing

 エースナンバー17を駆るのはヴェロさんです。シリーズ初のデイトナレースでステージ優勝を飾ると、昨季もデイトナでレースをリード。また、ブロードビーンではファステストに近いタイムを安定して出したりとオーバルで強さを見せてくれているドライバーです。NASCARらしいチームを目指す個人としてはめちゃめちゃありがたい存在です。

 タイミングに恵まれず、(一度勝ちかかってたレースをクラッシュさせられたのは辛かったです)まだ優勝は無いのでチーム全体でサポートして初優勝を目指したいところ。応援してます。

  89 Wrecky Meattheboy Roush Racing

 最後は自分です。22シーズン王者として迎えた昨年は、第二戦から出場し、挨拶代わりにルーキーのアグリ勢にカール・エドワーズムーブをかまして洗礼を浴びせ、そのまま優勝。

 しかしながら、その後は終盤のアクシデントが続き不甲斐ないレースだらけのシーズンになってしまいました。
 本場仕込みのリスタートでポジションをあげ、マット・ケンゼス直伝のブロックラインでリードを守るのが本来の姿。
 今季はポール・ウルフをクルーチーフ、ジョーイ・メイヤーをスポッター(両方ペンスキーとかいうツッコミはなし)という体制でチャンピオン奪回に向けて頑張ります。