こんにちは。通信簿もいよいよ残り3チームとなりました。しかも今回は1カーチーム。書く方としてはだいぶ肩の荷が降りてきています。

 オーナーポイントの低いところから順番に書いている今年の通信簿ですが、ここに来てワンカーが来るのは良く頑張ったというところです。では、本編に入ります。

  47 リッキー・ステンハウスJr

ランキング: 16位

Wins: 1

Top 10: 9

Top 5: 2

Pole: 0

Ave. 17.8

DNF: 3

周回消化率: 98.6%

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総合: A-


 我らがデイトナ500ウィナー、リッキー・ステンハウスJr.です。まさかの初現地観戦でのデイトナ500優勝。一生忘れない、そんな思い出を残してくれた1勝でいきなりプレイオフへの道を固めました。

 序盤はトップ10に実力で食い込んで来るシーンも多く、ポイントスタンディングでもプレイオフ前まで16番手より下に落ちることはありませんでした。

 しかしながら、序盤の勢いは中盤のロードコースが続く辺りで薄れ始め、プレイオフ直前のパフォーマンスは前半の頃とは別チームのようなものでした。この辺りがチーム力の問題というところでしょうか。

 2017年以来となる久しぶりのプレイオフも早々に脱落してしまいました。(当時は何気にラウンドオブ8まで残りそうな勢いでした)。同年を上回るキャリアハイが予想された序盤でしたが、終わってみるとランキングは16位。プレイオフ勢では最下位となるポジションに終わってしまいました。

 昨年も序盤は結構早くて後半失速といったところがあったので、どうにか一年間パフォーマンスを維持してくれればなというところがあります。

 一方で、今季はJTGの課題であるマシンの信頼性、そしてリッキーの課題であるクラッシュ率。どちらも極めていい成績となっていてリタイアは3回。周回消化も98.6%とかなりいい数字を残しています。また、アベレージも17.8と、基準と言われる15まであと少しのところまで来ました。正直今季はWrecky Spinhouseと言われるような時は殆どなかったように思います。

 この辺りは良く評価してあげたいので、今季はA-ということにしたいと思います。後輩ブッシャーの覚醒に負けず、来季も頑張ってもらいたいですね。