ギロッポンで『ドラゴン・タトゥーの女』
原作も読んでないし、オリジナル3部作も未見。
ネットでチケットの売れ行きをチェックしてから行ってたのに、
暗くなるまで(CM始まるまで)真ん中ブロックの前3列には
カップル1組のみ。
3列は完売していたから、芸能人カップルかなんかで買い占めてるのかと
思ったら、予告編の間にわさわさ入場。
(いつも観る)銀座に比べると落ち着きがない。
CMはともかく予告編からは映像に集中したいんだけどなぁ。
 
オープニング。
とにかくかっこいい。ここだけ繰り返しで見たいぐらい。
めちゃめちゃテンションが上がるも、しばらくは淡々と進む。

40年前の失踪事件の真相究明を依頼されるミカエルと
ドラゴン・タトゥーの女ことリスベットのエピソードが交差しそうで
交差しない。

中盤は、かなり際どい描き方(エログロ)なので、
一般的な女性には相当こたえるシーンが続く。
自業自得とはいえ、保護監察官がリスベットに復讐されるの
強烈だったなぁ・・・

謎解きの方も天才ハッカー・リスベットと組んでから、
どんどん真相に近づいていくのは面白かった。

セブンほどの後味の悪さはないけど、聖書が犯行の元になっていて、
過去の犯罪が繋がっていくとこは似ていた。

2時間40分を感じさせないは言い過ぎだが、
スピード感もテンポもスリルもあった。

クローネという貨幣価値がまったくわからなかったので、
6万5千クローネっていくらぐらいなんだろうと思った。
(為替レート調べたら約80万円。つーか同じクローネでも
スウェーデンクローネ・デンマーククローネ・ノルウェークローネって
あるのね・・・)

この2人での残り2作のリメイク(もちろんフィンチャー監督で)に期待!
原作読んで、オリジナル版も観よっと。
 
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