娘は、軽度知的障害者。


でも、やはり軽度なので、


身の回りのことは普通にできる。


気の利く、優しい子。


だからこそ、


たまに普通じゃないところを見ると、


ガッカリしてしまう。


今日、ポケモンに沼ハマりしている娘が、


主人公リコのペンダント(おもちゃ)が欲しいと言ってきた。


Amazonで、3926円する。




『娘のお小遣いで買うなら良いよ!


お札はママが今預かってるから、


小銭の方をママにちょうだい。


926円だよ。』



娘もじもじ。黙って財布を握りしめている。



私『財布にいくら入ってるの?』



娘もじもじ。私イライラ。



私『財布の中全部テーブルに出しな』



全部出したら、



100円5枚


50円  2枚


10円  1枚


5円    3枚


1円    3枚


入っていた。628円だ。


私『あぁ、900円もなかったんだね、


じゃあ26円でいいよ、とりあえず頂戴』


と言ったけど、


知らなかった。小5の娘は未だに金勘定ができなかった。


この組み合わせで26円がわからないのだ。


とりあえず適当に、


100円やら50円を私の手に乗せてくるので、


イラッとしてしまい、


こんなに要らないよ、26円なんだけど。と強めに言ってしまった。



おどおど、おどおど、


わからないならわからないとすぐに言えば良いのに、


いつも黙る癖がある。



とりあえず何か話せ。

沈黙で人を待たせるな。



と言う声がけはいつもしている。



仕舞いには10円1枚と5円玉3枚1円玉3枚全部乗せてくる。



私『だからこんなに要らないよ!


26円で良いの!


10円1枚と5円玉3枚1円玉3枚、これで全部でいくらなの?』



娘『…』おどおど、


私『5円が3枚!5かける3は?』


娘『15‥‥』


私『10たす15たす3は!?』


娘『28…(メモ帳に筆算してやっとわかる)』


私『私は26円欲しいの。

28円からいくら引けば26円になるの?』


娘は何故か、筆算で、28+2=30という筆算を書いた。


そして財布から新たに50円を取り出そうとしていた。


訳わからんて!



てゆうか、なんとなく2ってわかってるんじゃん。



28−26=2だろうが。



たかが小銭で26円を出すのに、どんだけ??



私も頭痛が酷かったので、イライラマックス。



私『50円玉なんていらないでしょ?

26円が欲しいだけなの!

その筆算の2はどっから出てきたの?

28円を26円にするにはいくら引けば良いかって聞いてんの。

小5になって金勘定が出来ないなんて信じられない。

チャット頭弱いよ、小1だってわかる子はわかるよ』


あぁまた言ってしまった。

頭弱いなんてダメだろそんなこと言ったら。


反省しても遅い。。


娘は障害者なのに。


結局、10円玉1枚、5円玉3枚、1円玉1枚


10+15+1=26


5円玉2枚で10円だと同じ価値なんだと、


イライラしながら教えて、

(もう何十回も教えてるんだけど)


残りの財布の中いくらあるのか自分で数え直しなさいと言って娘を上に上がらせてしまった。


やはり娘の頭はこの程度なのだ。


やっぱりしんどー。って思ってしまう。


とっても優しい良い子だけど、1人で生きて行くスキルは本当に低い。

簡単な暗算でさえ、出来ないのだから。


怒ってしまう私も全然ダメだ。


でも世の中、みんなが障害者に優しい訳じゃない。



普通じゃないから障害者なのに。


時に本当にイラッとしてしまう。。


反省。。