ミホさん
弱視
鬱病
強迫性障害
生きづらさを抱えて
でも時々ガイドであるわたしとでかけたりして
元気になっていく
根はとても優しい
旦那さんがミホさんの唐揚げをたべたいといった
ミホさんが料理をすることは簡単ではない
唐揚げを買いに行くのにスーパーを疲れるまで歩き回り結局何も買えないこともあるミホさん。
フライパンも手が疲れるまで洗う
そんな自分がいやになってなにもできなくなるのだ。
そんなミホさん唐揚げをつくりたいといった
よく話を聞くとミホさん農家の嫁だったから20年前まで主婦をしていて
料理もおいしいだろうなとおもった
私も食べたいから作ってみたらといったら
旦那のために唐揚げつくると
鶏肉買って帰った
次の日ミホさんのところにヘルパーが来る日で
一緒に作ったそう
今作ったから来てとメールが入る
慌てておうちに伺った
からあげとなすのみそいためがあった
とても優しい味
ミホさんらしい優しい味だった
ていねいだった
美味しい美味しいといいながらご飯2杯たべた
旦那さんはほとんど目が見えない
旦那さんが帰ってきて
唐揚げ食べた
あーこの味だ。
すんごく嬉しそうにたべていた
夫婦のこの幸せな時間を
共有できて
私も本当に幸せにおもった
ほんとにおいしかった