よく行くカフェに顔見知りになったお客さんが何人かいるんだけど、今日 一緒になった80歳を少し過ぎたお婆ちゃんと

お彼岸も過ぎたら涼しくなりますね~
なんて会話に…。

でもね。って
お婆ちゃん。

昔、お勤めしてた頃
秋になって涼しくなると

すーっと冷たい風が吹いて、お星様がキラキラ綺麗に見えてくると…

あら~
独りの部屋はこんなに寂しかったかね…。

って思ったのよね。。。

と、ちょっとだけ寂しそうに話してくれた。

そして少し薄暗くなった外に「じゃまたね。お先に。」と挨拶して帰って行かれた。

それで私は
お婆ちゃんはずっと独りで生きてきたんだって知っちゃったんだけど

杖をつく丸まった背中を見送って


もうすぐホントの秋がやって来て、私ぐらいの年でも もの寂しく感じるのにお婆ちゃんはと…
お節介にも色々考えちゃった。

私が、あれぐらいのお年にならなきゃ
その気持ちは分からないけど……



ウチの母も結構なお婆ちゃんになってきたし

涼しくなってきたら今より もうちょっと顔みに行こーって思った。