昔になった昔 | 月の裏側

昔になった昔

引き出し整理をしていたら、30数年前のノートが出てきた。NY時代の記録。

10時~15時半まで 日本食レストランでバイトして、それからレッスンに通っていた。
20~30ドル チップ給料。
家賃は350ドルだったか。日本人のダンサーとシェアして9th Avのアパートに住んでいた。

毎日バレエとジャズかタップを受講するようにしていて、もちろん 当時もたまにサボってたが、、、。(笑)

疲れを知らなかった日々(遠い目)

今も 当時のまんま「毎日バレエじゃ!そしてジャズじゃー!」と思うけれど、、
疲れるわ あちこち痛いわ、、

「筋肉は裏切らないというけれど、靭帯と関節は平気で自分を裏切る」
というね。

それでも 踊ってるからヨシとするか。

思い返せば 当時 この年齢の頃を想像もしていなかった。せいぜい 明日か来月か、、来年を思う事は少なかったかも。

だから、、
「おい!自分!自分は自分の思い描いた自分になっているか?」と、問うてみたいけれど、、
問うてみた所で 何を思い描いていたか?不明なり。

それが、まぁだ同じに バイトしながら踊ってるとはな!
そして同じに 特に特筆すべき出世はしとらん。へへへ。
特筆は出来ないけれど まぁ、、ようやった!という事はやったから ホクホクしておく事にする。

何にせよ、、
ダンス辞めたい、もう辞める!と、言い続けながら 涙鼻水垂らしながら 何故だか辞めなかった往生際の悪さ。
まだ 踊ってる事。
これが全てだな。

誰が認めてくれる訳でもないが、自分が認めてあげたら いいんじゃない?(笑)

       さいあ