旅を終えて

昨日、９月２６日正午。
東京の家に無事帰宅することができました。

この旅に出た時はお盆過ぎの夏真っ盛り。
いつのまにか季節はもう秋に足を踏み入れています。
時間の確実な流れを感じます。

日本一周を終えてみての第一の感想は「日本は島国だった。」です。

東京に住んでいると、あたかもこの国が世界で一番進んでいるんじゃないか、とか思ったりもしますが、それは間違いでした。
日本という国はバイクで一ヶ月で一周できてしまう程の大きさしかない小さな国です。

でもだからこそ、その小さな国がこれだけ発展したということは本当にすごいことなんだと思います。
戦後の発展はまさに奇跡だったのではないでしょうか。

日本の大きさを実感することで、なんだかいい意味で肩から力が抜けた気がします。
経済大国とか最先端技術とか日本って色々プレッシャーを背負ってると思うんです。
でも、僕たちは世界の端っこの小さな島に住んでいる。
そう思うと僕は少しゆったりとした気分になれました。

ちょっと後ろ向きな気もしますがw


もう一つ書くとすれば、今回の日本一周は「線」の旅だった、ということです。
ひたすら道を走り続けました。
都市部は走りすぎることが多かったし、見てない名所も沢山あります。
だから「日本全国ぜんぶ見て回ったぜ！」なんて口が裂けても言えません。

でもそれでいいと思ってます。
また旅に出ればいい、それだけですから。

次は折り畳みチャリにでも乗って、一つ一つ街を見に行こうと思います。

今回は線を引いた。
次に色をつける。

そうやって少しずつ自分の中に日本という国を作っていこうと思っています。


さて、これでこのブログは一旦終わりになります。
ブログを読んでくださったみなさん本当にありがとうございます。

それではまた。
いつかどこかで。

東京

無事に帰宅。

富士山

五合目まで来ました。
2400米。

絶景。