なんじゃこりゃ??
という
アメージングミラクルくるくるワールドに足を踏み入れた。
ときたま
@マツとおねぇんち
「ときたま」という言葉をつむぐ言葉のアーティスト
土岐小百合さんが自主企画した、なんとも粋でけったいで、ほんわかと心温まり、
夏なんだからあったまったら不快だろ、とばかりにかき氷とタライで冷やしたスイカを
振る舞っていただく、不思議な展示会。
その会場が、高級住宅街である広尾の中心地にひっそりとたたずむ一軒家で行われたのである。
こんな高級住宅地の庭付き一軒家に、なんとも怪しい宗教のような、狂ったか??
と近隣住民に思われてもしかたない一軒家まるごとディスプレイ。
玄関から庭から家の中のありとあらゆるところに、土岐さんの作品である言葉のハガキたんざくが
べたべたべたべたべたべたべたべたぺたぺたぺたぺたぺたぺたと
張り巡らされているのである。
土岐さんの作品は、
彼女が紡ぎ出した言葉をハガキという小宇宙に封じ込めたものである。
いわゆる独特の粘着力とカラリとした視点の言葉を、縦横無尽に、そして、まるでデタラメに
時にはあきらめにも見えるような、投げっぱなしジャーマンのごとくにほうりだし、
しかして、慈しむように人の哀しみを慰撫する、そんな魔法の力をもっている。
その「ときたま」ハガキ作品は、全部で約720枚 !!
その全作品が、マツとおねぇんち(土岐さんの友人であるマツさんとおねぇというアーティスト2人の自宅が、この広尾の一軒家なのである)を内から外から覆っているのである。
まるで、悪霊にのっとられた一軒家を霊媒師が御札でもって封じ込めているような、
奇妙きてれつケッタイ愉快な光景なのである。
このイベント。
土岐さんに惚れ込んだ、せ~じくんという青年が、ボクにこんなイベントがあることを教えてくれたのだった。
せ~じくんは、先日ボクが主催した人生冒険企画塾のワークショッププログラムを手伝ってくれた
心優しい友人だ。
参加者は、自宅の近所でとってきた一握りの土を持ち寄ること。
そして、完全予約制。
一回のイベントは約2時間で、参加者は10人。
こんなところでやる奇妙イベントであるから、来ている人はほぼ全員初対面なのだが、相当に
不思議な人間ばかりである。
不思議人間大好き、変わり者人間コレクターの郷右近としては、興奮のるつぼでありました。
これが、土岐さん。
怪しい。いかにも怪しい。
この日のいでたちは、sex標語のTシャツである。
こんな、土岐つなぎもある。
ちょっと凄すぎる。。
ここで体験したことは、いっぺんでは収まらんな。
続く。