2月の淀以来、桜満開のタイミングで行ってきました、阪神競馬場
キタサンブラックの引退で空いた、古馬チャンピオンの椅子を狙う猛者が揃った
大阪杯
好調な4歳勢がここもモノにするのか、はたまた5歳以上の古馬が意地を見せるか
とりあえず良い席を確保したかったので、朝6時半には現地入り、2時間程我慢して
開門ダッシュしてから食べた
翠松樓のラーメンの美味さ
(食べるのに必死で、写真など無い)
昔ながらのシンプルなラーメンですが
シンプルだからこそ
開門待ちを我慢してこそ
美味い
宝塚記念の頃は暑さでラーメン食べる気にならないので、肌寒さを感じる
季節にはほんとオススメですので、一度食べてみてください
そんなラーメンの事はさておき、この日の観戦記を
早速メインの 11R 大阪杯
昨季POG指名馬で、この日が初見の ウインブライト
今回が関西発遠征と言う事で、実馬に会えるのを楽しみにしておりました
中山記念ではマルターズアポジーの逃げを上手く利用する形での勝利で
まだまだ上位陣とは力差があると思っていた通り、ここでは12着と惨敗。
淀みなく流れるレースが合うので急激にペースが上がったこの日の内容
から悲観する事は無いと思いますし、得意条件で見直したい。
距離実績的にも厳しかった シュヴァルグラン
昨秋ジャパンカップを制し、有馬記念3着以来の出走で、休み明けも特に苦には
しない馬ですが、2000m以下の実績がとにかく乏しく今回も13着と惨敗の結果。
適距離の阪神大賞典に向かわず、大阪杯を使った意図は中距離での実績を積む
為だったかは図りかねますが、次走の天皇賞(春)での巻き返しを期待したい
昨秋の海外遠征からリズムに乗れない サトノダイヤモンド
金鯱賞では復調を感じさせたものの、レースのペースが上がった所で前に行き
たくても行けず、更にインで動けず、直線で外に出すも伸びを欠き7着惜敗。
今回の乗り替わりはルメール騎手がドバイシーマクラシックでレイデオロ騎乗の
為仕方なかったものの、それを踏まえても良い時のレースっぷりは感じられず
パドックでの姿は良い時と然程大きく変わりなく見受けられたので、メンタル的な
ものか身体的なものかは判り兼ねるが、どうか以前の輝きを取り戻して欲しい。
皐月賞以降勝ちに恵まれず善戦マンになりつつある アルアイン
皐月賞とコースは違うが内回りの急坂のある2000mで川田騎手の継続騎乗と
好条件が揃ったが、スローからの急激な流れの変化のせいか、最後は皐月賞
で下したペルシアンナイトにも屈して3着。
デビュー戦の時から馬体の迫力は相変わらず凄味があり、今のマイル路線なら
十分主役を張れる能力があるだけに、適性にあったレース選択をして欲しいが
香港への海外遠征で、どんな結果が出るか注目したい
ぺろりアンナイト(笑) posted by (C)M-Kou
惜しくも2つ目のタイトル獲得成らず ペルシアンナイト
中山記念では、出遅れから後方に位置取り過ぎたため惨敗。この日も同じ様に
出負け気味にスタート、インでじっくり腰を据える様にレースをこなし、テン乗りの
福永騎手がしっかりと脚を溜めさせ、直線で上がり1位タイの脚を使い2着。
インが詰まれば最後来れなかった可能性もあるが、テン乗りらしい腹をくくった
レース運びが功を奏した。
マイルCSで実馬を見る迄はもっともっさりしてるのかと思ったが、想像以上に
しなやかな馬で、今後もビッグレースで存在感を示していきそう
スワーヴリチャードが初G1の栄冠に! posted by (C)M-Kou
不安視されていた右回りコースでの初G1制覇 スワーヴリチャード
金鯱賞では想像以上に楽なレース運びでサトノダイヤモンドを完封し、この舞台へ。
スタートは相変わらずの不安定さで出遅れ、スローで進んだ馬混を、向こう場面で
一気に捲り、激流を作り出しそのまま最後まで押し切り、初G1制覇を成し遂げた
飛びが大きく小回りコースは相変わらず上手くなく、右回りだと最後内にもたれる癖
もある馬だが、そんな不手を鞍上M.デムーロ騎手がきっちりリカバーする好騎乗。
もちろんスワーヴリチャードの能力があってこそ出来る芸当で、それを信じた鞍上の
好判断が産んだG1勝利。まだ良くなるだろうし、これで古馬戦線を1歩リード。
さてさて、こんな感じで主だった馬達のレース回顧をしてみました。
そこからレースをよ~く俯瞰して見てみると、こんな感じで見えてきます
⇒ 1着馬は継続騎乗馬 (16頭中継続騎乗は6頭、馬券圏内は2頭)
⇒ デムーロ騎手の選択 スワ―ヴ > ペルシアン、ダンビュライト
昨年秋のデムーロ騎手のビッグレースでの馬選びからの結果の出方と同じで
今回も、そのまま結果に繋がっている事を考えれば納得
ここ数年乗り替わりに関してアレコレ言われる風潮ですが、スワーヴリチャードの
主戦四位騎手から乗り替わる際、デムーロ騎手はきちんと四位騎手に筋を通し、
秋のアルゼンチン共和国杯から3戦し馬の個性を掴み、そして今回結果を出した
のですから、英断した陣営を含め称えられるべきかと。
もちろん、乗り替わる事無く同じ人馬で活躍し続ける事はファンにとって感情移入
しやすいのでドラマ性もあって好きですが、勝負に拘る采配をファンも少しは受け
入れるべきではないかと同時に思ったり。
今回のスワーヴリチャードの勝利には、色々と考えさせられる事が多かったです
さて
このブログをしっかり見続けてくれてる人なら
まだ触れないのか?
と、思ってる事でしょう
スワーヴリチャードの全姉は私の
エマノンの走りからPOG期間中の活躍は厳しいかなぁ~と思い、指名候補止まり
にしてしまったスワーヴリチャードが期間外とは言え、G1制覇(重賞合計4勝)。
あぁ・・・
デムーロの様に結果の伴う
取捨出来る様になりたい
血統的な先見だけは良かったなぁと、自分を慰めたいと思います
※ 大阪杯当日の他の写真は ⇒ こちら
~ おまけ ~
満開の桜と サンマルホーム posted by (C)M-Kou
この時期だからこそ見られる
満開の桜とサラブレッドの競馬場の景色
今週行われる桜花賞まで、少しでも桜が残っていて欲しいものです
他のPOGブロガーさんや、一口馬主ブロガーさん達の記事も
参考になる情報が多いので、是非、目を通してみてください