タブレット市場に追いつけずにiPadの出荷台数が初めて前年割れになる見込みとなる | GoGo! Machead!

タブレット市場に追いつけずにiPadの出荷台数が初めて前年割れになる見込みとなる

Tech Crunchより
http://jp.techcrunch.com/2014/11/26/20141125idc-ipad-sees-first-ever-decline-as-overall-tablet-shipment-growth-drops-7-2-in-2014-to-235-7m-units/

タブレット市場は2012年から2013年の間が52.5%増と大幅成長を遂げましたが、
今年のタブレット市場は前年から7.2%増と成長に衰えが見えています。

その中でiPadの出荷台数が前年割れの12.7%減になるという調査会社のレポートが出てきました。

Appleは10月24日に新しいiPadとなるiPad Air 2とiPad mini 3を発売して、
数多く売れていますが、10月以前の販売が思わしくなく12,7%減の6490万台に留まり、
市場シェアは27.5%になるとアナリストは予想しています。

タブレット市場自体は前年より7.2%増となる見込みですから、
iPadは市場の成長には着いていく事ができない状態で他社にシェアが奪われている状況が
ハッキリと現れた結果となっています。

iPadのシェアを奪っているのはWindowsとAndroidで伸び率は、
Windowsは前年より67.3%増、Androidは16.0%増となっています。

WindowsはSureface Pro 3の人気によって販売増を牽引しているようです。
しかし、元々のシェアが低かったため、67.3%増でも市場シェアは4.6%に留まっています。
そして、Androidは元々のシェアが大きいため、16.0%増で市場シェアが67.7%となりました。

iPadの販売が鈍っているのはタブレット製品の製品寿命が3年から4年となっており、
スマートフォンのように2年ぐらいでの買い替えが行われていない事と、Appleの販売が弱い
新興国でのタブレット販売が多い事が原因になっていると思われます。

ただ、いずれは製品寿命が終える事による買い替え需要は発生する訳で、
それを見込むとiPadの販売は悲観的になる必要はないですし、メーカー別シェアで見れば、
Appleは市場シェアの27.5%を持つトップメーカーである事から、大量販売によるコストメリット
が大きいため、利益額は他を圧倒しているため、業績は良い状態と言えます。

また、Appleは元々製品カテゴリの中でトップシェアを維持するために、
ラインナップを多く揃えて、薄利多売をするような会社ではなく、このような結果になるのは、
iPhoneやMacで見えている事です。

なので、シェアを下げている事に関しては重要視していないかと思います。

ただし、販売台数が前年割れを起こしている状況は問題で、
今後の調達計画を作成する中でサプライヤーが被るリスクが多くなる事が予想されます。

iPadの販売減によるサプライヤーの負担が増える事でAppleに対する反発が大きくなる
という事例が出てくるかもしれませんね。


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