12.9インチiPadの報道からiPadの今後を考える | GoGo! Machead!

12.9インチiPadの報道からiPadの今後を考える

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/service/35052905/

Bloombergが「Appleは2015年度中に12.9インチのiPadを発売するために準備をしている」
という情報が報じられました。

Appleは少なくとも1年前から現行の10インチよりも大きい12.9インチの大画面を採用した
iPadの開発に取り組んでおり、2015年第1四半期までに開始する見込みと報じています。

初代iPadが登場してから一気に大きくなったタブレット市場は流行が変化してきています。

当初は初代iPadに習うカタチで10インチサイズのタブレットが市場の中心でしたが、
本体サイズと重さに不満を持ったユーザーへの販売目的とiPadとの差別化を狙った結果、
7インチクラスの安いタブレットが市場に多く出回ったのが一つ目の流行の変化で、
Appleはこの流行に対して8インチクラスのiPad miniを発売して追随してきました。

そして、現在はタブレットをノートPCの代わりとして利用する流行が出ており、
10インチよりも大きなタブレットが人気を集めようとしています。
AppleはiPadをノートPCの代わりとして利用するために大画面のiPadの用意をして、
流行を追いかけていこうと考えているでしょう。

Appleの2014年度第3四半期の業績発表からもわかりますがiPadの販売は減少しています。

タブレット市場全体の落ち込みがiPadの販売減の要因と言ってしまえば簡単ですが、
市場の落ち込みよりもiPadの販売が落ち込むのはAppleにとってあってはならない事だと
思いますし、市場が落ち込んでいる中でiPadの販売を増やす事ができれば強みになります。

この強みを生み出すには市場の流行に敏感となって流行にあったiPadを発売する
というのが一番の近道と言えます。

そういった意味では12.9インチiPadは今後のiPadの価値を高めるための重要な製品となる
可能性を秘めたモノだと私は思います。

あとは12.9インチiPadがどれだけのユーザーの心を掴む事ができるかが重要です。

基本的に画面サイズが大きくなれば多くの情報をユーザーに提供する事ができて
便利になりますし、バッテリー容量も増えて長時間駆動ができるメリットがありますが、
本体重要が重くなって持ちづらくもなるデメリットもあります。

私は職場で12インチサイズのタブレットとなるSurface Pro 3を導入して、
出張時に使っていますが、カバー型キーボードを着けると1kgほどになる本体を長時間持つのは
苦痛ですし、膝や机の上に置いて操作がしたくなります。

そんな時にSurface Pro 3なら本体背面のスタンドで本体を立てて使えるのは便利です。
更に物理キーボードがあると資料作成が楽なので、ノートPC代わりにタブレットはアリだと
実感させてくれる端末だと思います。

きっと、12.9インチiPadでも同じような状況になるはずで、
本体重量の軽量化とノートPCの代わりとしての物理キーボードの存在は重要となるでしょう。
いつの間にか姿を消したApple純正のiPad専用キーボードが12.9インチiPad発売に合わせて
新しくなって復活すると大ヒットしたりして・・・。

最後にノートPCの代わりとなる12.9インチiPadが登場した時に
Apple製品の中で一番に影響が出てくると思われるMacBook Airの存在ですが、
今後のMacをAppleはどうしたいのかによって存在は無くなるかもしれません。

Macをアプリケーション開発やクリエイティブ作業の役割に集中するつもりなら、
Macの中で性能的には非力な存在のMacBook Airの存在は不要となると思いますが、
本当に市場とユーザーがiPadに対して何を求めるかが分かるまでは当分このままでしょう。

こうやって、今後のiPadを考えると色々な事が浮かびます。
個人的にはとても楽しかった。


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