iPadの販売は伸びても市場の成長とニーズに行けずにタブレットシェアが大幅減へ | GoGo! Machead!

iPadの販売は伸びても市場の成長とニーズに行けずにタブレットシェアが大幅減へ

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/service/35044728/

2013年における全世界のタブレット市場シェアは今まで首位だったiPadのシェアが落ち込み、
初めてAndroidタブレットが市場の半数を超える61.9%のシェアで1位となりました。

Androidタブレットの販売台数が1億2090万台で2012年が5330万台だった事から、
2倍以上も販売台数を伸ばして好調である事がうかがえます。

一方、首位を明け渡したiPadの販売台数は7040万台で2012年の6140万台から、
販売台数を増やしましたが、伸びが足りずにAndroidタブレットに追い越されてしまいました。
それに伴い、シェアは2012年の52.8%から36%に大きくダウンという結果になっています。

Androidタブレットがシェアを伸ばした要因として、
ユーザーが求める小さく、安いタブレットをAndroidメーカーが適宜に提供できた事と、
新興国市場で大きな支持を得られた事が挙げられます。

iPadもiPad miniを2年前から投入して小さい、安いタブレットを提供していますが、
売れ筋の7インチのAndroidタブレットに比べるとiPad miniは7.9インチとサイズが大きく、
価格もiPad Airと同等スペックとなった事で値上げとなった事で数が売れる新興国市場で
販売が伸び悩んだ結果と言えるでしょう。

これはスマートフォン市場でも言える事ですが、Appleという一つのメーカーでできる事は
物理的に限られており、全世界のユーザー層に支持される製品を全てラインナップする事は
不可能で市場が大きくなればなるほど、多くのメーカーが参入しているAndroidタブレットが
シェアを伸ばすのは必然です。

私個人の感想を言えば、よく2012年までiPadは半数以上のシェアを確保できたと思います。
もっと早い時期にiPadのシェアをAndroidが追い抜くと思っていました。

きっと、AppleはAndroidタブレットにシェアを追い抜かれたとしても、
自社の戦略がぶれる事はないでしょう。

iPadが狙う市場は大きな利益を見込める中流以上の層がターゲットになっていますし、
メーカー単体、製品単体でみればiPadは一番売れているタブレットで、Appleのエコシステムを
維持し続けられるでしょうから。
これからもAppleらしいiPadが登場する事を望みたいですね。

余談ですが・・・

先日、私の父がタブレットが欲しいという相談を受けて家電量販店へ行った際に
購入したのはWindows 8.1搭載のタブレットでした。

父の要件は「仕事で使うPowerPointファイルをタブレットに入れて外出、出張先で投影したい」
という内容だったため、PowerPointの内容を問題なく表示できるタブレットがベストと考えて、
Microsoft OfficeがインストールされているWindwos 8.1搭載タブレットを選びました。

誰でも使いやすいiPadという選択肢もありますが、慣れないオフィスソフトを使って、
大事なプレゼンで失敗するよりも、使いづらいWindows 8.1で使い慣れたオフィスソフトで
プレゼンしたほうが結果的にうまくいくでしょう。

今度、会った時にWindows 8.1を使った感想を聞いてみたいと思います。


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