Appleがマルチタッチに関する特許取得でライバルから使用料を徴収となるか

Computerworld.jpより
http://www.computerworld.jp/topics/bg/192134.html

Appleが2007年に出願したマルチタッチを使った操作に関する特許が認められた事により、
AndroidやWindows Phone 7などのマルチタッチインターフェイスを持ったライバルに優位な
立場にAppleがなる可能性が出てきました。

Appleが出願したマルチタッチを使った操作に関する特許が認められた事によって、
iOSデバイスで使われているマルチタッチを使ったジェスチャー操作の全般がAppleの特許となり、
同じようなジェスチャー操作を採用しているAndroidやWindows Phone 7はAppleの特許侵害の
訴訟対象として訴える事ができます。

ライバルとしてもスマートフォンでマルチタッチのインターフェイス搭載は常識となっている今、
簡単にAppleの特許に接触しない端末を作るのは難しいでしょう。

そのため、裁判は特許を持ったAppleが勝訴、Apple有利な和解を成立させる可能性が高く、
Appleが多額の賠償金と特許使用料を得るのはほぼ確実だと思います。

また特許を盾にしてライバルの販売差し止に成功すればライバルの勢いを落とす事もできるでしょう。

先日、AppleとNokiaで無線通信に関する特許侵害でお互いに争っていましたが、
両社の和解によってAppleがNokiaに賠償金と特許使用料の支払うという決着が着きましたが、
マルチタッチインターフェイスの分野では逆の事が続くのかもしれませんね。


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