昨日の散歩で公園にゃんこに餌やりしているおじさんに

ものすごい久しぶりで会った。

おじさんは開口一番

「猫、みんな死んだよ」と。

3月ごろから次々弱って死んだと話し始めた。

「でも真は4月上旬に1回会ったけど、元気そうだったのに!」

と、私が言うと

「それっきり誰も姿を見てないんだよ」と、おじさんはさびしそうに言った。


真といつも会っていた場所に昨年暮れからホームレスが住み着き

それを猫達が嫌ってなかなか姿が見えないだけかと思ってた。

実際猫達は本当にそのホームレスが嫌いだったし。


でも真の死体は誰も見ていないのだ。

餌のおじさんも、庭を真に開放して寝場所を提供しているおばさんも

公園でお散歩する人たちも。


私が真を病院に入院させていた間も

真死亡説が流れていた。

今度もそんな感じじゃないかと信じたい。


どこかで元気にしてるよね?真。


また会えると信じてる。




父はどんどん認知症が進行中。

ショートステイは4日間いたものの

帰ってきてから散々家族に悪態ついた。

「あんなとこに押し込めやがって!」

どう考えても向こうの施設の人は親切そうだったし

「あんなとこ」ではないと思うんだけど

今までみんなが自分一人のためにいろいろしてくれるのを

至極当然と思ってきた父には

自分だけを優先してくれないところは嫌だったらしい。

どんどん父の脳みそが勝手に嫌なエピソードを作り出し

ショートステイの悪口が次々出てくる。

架空の話だとは思っても、

それが認知症の病気が言わせていることでも

だんだん家族はそんな父を疎ましく思ってしまう。


本当に父がいろんなことが認識出来なくなってる今

母は限界を感じている。

私も兄もいろんなことを犠牲にしても

父を優先にするのは疲れてきた。

なので、介護付き老人ホームを探し始めている。

なかなか受け入れ先も見つからないんだろうけど

それまでの辛抱だと思えばまだみんな頑張れる。

介護は終わりの見えない勝負だから

いろんな事件が起きちゃったりするんだろうな・・・。



最近は悲しい事件も多い。

介護殺人もしょっちゅう目にする。

近所のぼたん公園の花は切られ

隣の市ではへその緒の付いたままの乳児の死体が川に浮き

別な隣の市は昨日ペットショップが火事になり

たくさんの命が燃えてしまった。


命は大切だ。

でも世間からは老人ホームに入れることを

命の放棄をした家だと思われるのだろうか?


そう思われても、私達家族はそう思わない。

命と真剣に向き合っているからこそ

共倒れしない道を決めたのだと

胸を張って言える。

今も精一杯介護してるもの。


あーまた毒吐いちゃった・・・。

読んでて気分悪くなった皆様ごめんなさい。


お口直しに写真でも。ピンボケでごめんなさい。


まろ&まる  まろ&まる


最近仲良く寄り添ってる2にゃん。

寝てたんだけど写真撮ったら「何?」って顔して

こっち向いたよ。