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さて話は変わり、今日も群馬をご紹介!

今回の【上毛かるた】の読み札は

【ぬ】

『沼田城下の塩原太助(ぬまたじょうかのしおばらたすけ)』

 

江戸時代中期、現在のみなかみ町に生まれた塩原太助。

 

貧しい農家の出身ですが、18歳で江戸に出て炭屋で働き、多くの困難を乗り越えたのちに江戸時代を代表する資産家となりました。

しかし成功を収めた後もその地位におごる事は無く、

貧しい人や弱い立場にある人の為にコツコツ働き、

暗い夜道を照らす為の灯ろうを建てたり、

石畳を敷いて歩道を整備したりという

社会貢献活動に人生を捧げました。

 

さてこれほど人々の為に尽くした塩原太助ですが、

江戸時代当時の知名度はそれほど高くなかったと言われています。

しかし明治に入ると、ある噺家が彼の生涯を創作落語として披露した事で塩原太助の名は一気に広まります。

その噺家というのが明治の天才落語家である

『三遊亭圓朝(えんちょう)』さんです。

 

最近では『桂歌丸』さんが、太助の生き様に興味を持ち、

 

また時代に埋もれてしまった名作『塩原多助一代記』を

この世に蘇らせる為、長かった物語をまとめ、

2話構成にして披露しました。

とはいえそれでも登場人物は15人。

1人の噺家が声を使い分け、

喜怒哀楽以外にもお国なまりや口調を変えて全ての人物の役を

こなすのは至難の業であり、

歌丸さんのような噺家の中の噺家でないとできない事なのです。

 

現在ではお弟子さん達が師匠の意志を継ぎ、

この『塩原多助一代記』を時々披露しているそうです。

興味がある方は聴いてみて下さい。