腐っても鯛 | めっきらもっきら!

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今朝の出来事。

自宅マンションの上階のボクちゃんのわめき声。

また始まった…。

わめき声と交互にオクサマの怒鳴り声。

暑いからリビングの窓は全開なのだろう、よく響く。

オクサマ手をだしてしまったのか、

あーあ、ボクちゃんのわめき声が泣き声に変わった。

それはそれはギャーギャーといつになく激しさを増すではないか…。

こちらはといえば、わめき声で暑さが増す。

毎度毎度、週末の朝の行事?!だがうんざりするぞ…。


ボクちゃんは4月に地元の国立大学附属小学校に入学をはたした

上階オクサマの自慢の息子ちゃん。

オクサマは普段ご近所様にお会いすると、

満面の笑みを携え、怒鳴り声など想像できない

可愛らしいお声でご挨拶される。

ボクちゃんは、どちらかといえば、残念なお子様。

オクサマと一緒の時はキチンとご挨拶できるが、1人の時は

いつも口を横一文字に結び近所の大人をジッと睨んでいる風。

まあ自分の子ではないから礼儀など気にしないけど、

一応大人としてこちらから挨拶してやる。

が、無視される事がほとんどだ。


そんなボクちゃん、幼少期からかなりわがままだった。

エレベーターのボタンを押せなかったと言っては泣き叫ぶ。

三輪車も自分でこがずオヤジに押させ、思う方へ行かないと泣き叫ぶ。

オヤジもオヤジで、そーかそーか父さんが悪かったと言いながら

ボクちゃんのご機嫌をとる。

ありゃありゃ、大変な子になるぞとの予想通り

毎週毎週繰り広げられている

冒頭の出来事。



しばらくして静かになった。

やれやれ終息したな、とオイラは出勤しようと駐車場に向かった。

すぐ後に、上階のオクサマとボクちゃんが

仲良く手を繋いでやって来た。

おはようございますぅー。

オクサマは可愛らしいお声でご挨拶された。

ボクちゃんもちっちゃな声でご挨拶しながら

恥ずかしそうにオクサマの後ろに隠れ甘えてた。

そんなボクちゃんを見てオクサマは

どうしたの?などと言い、それはそれは仲睦まじい親子愛を見せる。

はぁー。

ほんの数時間前のバトルは何だったのかと目を疑う光景であった。




まぁね、どんなに叱られても、ぶたれても、ハリ回されても

やっぱりママが1番大好きなんだよね!

そうだよね!

じゃないと女は十月十日お腹の中で育てて、

命かけて産んでるんだ。

母親なんてできないよ。とつくづく考えさせられた。

やっぱりなぁー、「腐っても鯛」だわぁー。