第7話『ラーズ・グリーズ』 | 吾輩はSLE&ヒルシュ類縁のアラサーである。

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腸管神経細胞僅少症(ヒルシュスプルング病類縁疾患)とSLE、肝硬変に振り回されつつ、七転八起しながら生きているアラサーです。
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大介が死んで一ヶ月が経った。
平和だった・・・。
氷(クリス)は落ち込んでいた。

(大介・・。私、どうしたらいいの・・・?)

大介の死・・。日本刀同盟でもトップと呼ばれた彼が負けたのだ・・・。

『氷・・氷・・・』
「だ・・、大介?ど・・どこ?」
『氷、菊一文字をブレイズに渡してくれ。あと、僕のロッカーにあるガンボックスもブレイズに・・』
「大介!?待って・・」

大介の声を聞いた氷はちょっとだけ嬉しくなった。
しかし、声しか聞けなかったのはとても悲しいことだった。
そこへ、人が尋ねてきた。

「・・・氷・・?」
「ブレイズ!」

ブレイズ・・。一年前の戦争に参加したトップガン。
反革命にいた。生まれつきの空戦の天才で、戦争当時は、戦闘機のパイロットとして戦った。
「ラーズ・グリーズ」の異名を持つ。

-ラーズ・グリーズ・・・。「歴史が大きく変わるとき
ラーズ・グリーズはその力を持って大地西を降り注ぎ、やがて死ぬ。
しばしの眠りの後、ラーズ・グリーズは再び現れる。英雄として・・・」

この伝説を異名にしたのだ。

氷は、ブレイズに菊一文字とガンボックスを渡した。

「頼むわよ、ブレイズ」
「・・・了解」








To be continued….




Written byユウダイ