とうの昔に捨てたと思っていた
おもちゃ箱のなかの夕焼けは
あの人を傷つけたことで
小さく私を焦がしていた
責めるのね、私を
怖かったの、何もかも失いそうで
貴方だけで良いわ、なんて
言えるほど無謀に生きられなかった
愛してるなんて、お互いの自己満足に過ぎなかったでしょうに
あの夕焼けはまだ囁くの
私にあの人と同じような微笑みを投げかけては
赤く 緋く 沈んで
虚無の愛してるを
囁く
嘘つきね
愛してなんて
愛してなんて
いなかったはず
ない、じゃない・・?
焼き尽くして欲しかった
すべて
何となく突発。夕日の赤は懐かしくあり、寂しくあり・・
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