フォトジャーナリスト後藤勝氏「絶望のなかのほほえみ」から
5月4日、夕刻、新宿紀伊国屋書店画廊で、フォトジャーナリスト後藤勝氏の写真展オープニングに参加しました。
カンボジアでエイズに苦しむ患者を真摯に追い求め、彼らからの強烈なメッセージを写真を通して伝えています。
当日、朝日新聞社アエラ編集部、めこん出版社、大学教員、医療現場で働く人々など、多くの人々の参加がありました。
NHKから取材があり、その内容が6日夕方6時30分の首都圏ニュース番組で後藤氏へのインタビューを交え紹介されました。ご覧になった方も多いと思います。
9日付け、朝日新聞朝刊、千葉版マリオンでもこの講演会が掲載されました。
日本ではエイズやHIVのテーマに対して、まだ正面から受け入れるまでに学校教育現場や社会が育っていないようです。後藤氏のご苦労も多いことでしょう。国際的に、特にアジアでのHIV/ エイズ患者数が激増する中で、日本においても他人事では済まされない状況になってきました。性に対して無秩序で開放的な日本では、多くの危険性をはらんでいるといっても過言ではないでしょう。
我々ひとり一人が他国の現実と対峙し警鐘を鳴らしたいと考えます。NPO法人ゴー・グローバルは大学・研究所と共に今回のスライド&トークの企画を提案しました。
患者から伝えられる死を覚悟したメッセージをスライドで表現します。その現場から写真を通して生きる望みを託された後藤氏の生々しい体験談をスライド&トークで行ないます。
ぜひ、ご覧いただきご意見を寄せていただきたいと思います。
神田外語大学ミレニアムホールは千葉市美浜区、京葉線海浜幕張駅から15分徒歩です。
5月12日(木)16時45分開場、17時から19時です。
入場 無料
【講師からのメッセージ等】
http://www.kuis.ac.jp/icci/kouenkai/top.htm
【後藤氏ホームページ】
http://www.ne.jp/asahi/site/myp/Masaru_Goto.html
詳細は、神田外語大学異文化コミュニケーション研究所043-273-2324(電話・ファックス)にお問合せください。
ご来場をお待ちしています。